イベント発生時に音声で通知します。
アクションとして音声通知を指定する
イベント発生時に音声で通知するために、[イベント定義/アクション定義]-[ 通知/実行アクション]を使用します。[アクション定義(詳細)]-[音声通知]ダイアログボックスで、[音声による通知を行う]チェックボックスをチェックして、設定します。
音声通知を実行するホスト名を設定します。
音声通知のアクションを実行するためには、Microsoft Speech API(SAPI)対応の音声合成エンジンが実装された製品が必要です。
なお、音声合成エンジンは、Systemwalkerの言語に対応したエンジンのインストールが必要です。また、音声通知をする性別も一致させる必要があります。
例)Systemwalkerが日本語で、男性で音声通知する場合
音声合成エンジン 日本語-男性
例)Systemwalkerが英語で、女性で音声通知する場合
音声合成エンジン 英語-女性
Windows OSでの音声通知は、通知先のWindows OSにログオンしている場合に通知できます。
リモートデスクトップ接続しているコンピュータで音声を再生する場合には以下のとおりにリモートデスクトップ接続してください。
接続先のコンピュータで音声を再生する場合
[リモート デスクトップ接続]ダイアログで[オプション]ボタンをクリックし、[ローカル リソース]タブを選択します。
[リモート コンピュータのサウンド]で、[リモート コンピュータで再生する]を選択して接続します。
接続元のコンピュータで音声を再生する場合
[リモート デスクトップ接続]ダイアログで[オプション]ボタンをクリックし、[ローカル リソース]タブを選択します。
[リモート コンピュータのサウンド]で、[このコンピュータで聞く]を選択して接続します。
注意
音声通知を実行するホストを複数指定している場合、実行先に指定しているすべてのマシンでアクション実行のサービスを起動してください。1台でも起動していない場合、アクションの遅延が発生します。
注意
指定できる通知先のホストについて
通知先のホストには、Systemwalker Centric ManagerがインストールされたWindows(R)マシンを指定してください。Systemwalker Centric Managerには、[イベント監視]-[アクション実行]がインストールされている必要があります。また、音声通知実行時には、通知先のホスト上で、サービス「Systemwalker MpAosfX」が起動されている必要があります。
アクションとして音声通知を使用する場合の環境設定
UNIXサーバで音声通知を実行する場合は、アクションの実行先にWindows(R)コンピュータを指定します。
UNIXサーバでアクションの実行先をWindows(R)コンピュータにする場合、または音声通知を別のWindows(R)コンピュータで実行する場合、音声通知のアクションを実行させるホストのホスト名の設定が必要です。
[アクション環境設定(詳細)]ダイアログボックスの[アクション実行先]で、音声通知を実行するホスト名を設定します。
指定した実行先がWindows OSの場合、以下のユーザでログオンしてください。ログオンした場合に実行できます。
運用管理サーバ、部門管理サーバ、業務サーバ、運用管理クライアント
DmAdmin、DmOperation、DmReferenceグループに所属しているユーザ
クライアント
Authenticated Usersグループに所属しているユーザ
Windows OSに複数のユーザがログオンしている場合
初めにログオンしたユーザ以外のユーザで、Systemwalker Centric Manager の停止(pcentricmgr.exe)、起動(scentricmgr.exe)を行った場合、起動を行ったユーザの権限でアクションを実行するプロセスが起動します。このコンピュータをアクション実行先ホストとして使用している場合、ログオンしておく必要のあるユーザは、Systemwalker Centric Managerの起動を行ったユーザになります。
起動コマンドを実行したユーザがログオフする場合は、ログオフした後、ログオン中の別のユーザで起動コマンドを実行してください。
なお、以下の操作を行った場合に実行される Systemwalker Centric Managerの停止、起動においても同様です。
運用環境保守ウィザードから、以下のどれかの操作を行った場合
運用環境の構築
運用環境の退避(退避オプションの[サービスを停止せずにデータの退避を行う]を選択していない場合)
運用環境の復元
データベース拡張
mprsc(リストアコマンド)より、資産の復元を行った場合
mppolcopy(ポリシー同期コマンド)より、ポリシー情報の復元を行った場合
OSを起動するだけでアクションを実行するには、自動ログオンの設定をしてください。