イベント発生時にショートメールで通報します。
アクションとしてショートメールを指定する
ショートメールで通報を行う場合、[イベント定義/アクション定義]-[メッセージ監視アクション]で設定をします。
Windows OSでのショートメール通知は、通知先のOSにログオンしている場合に実行できます。
[イベント定義/アクション定義]-[通知/実行アクション](ショートメール)を設定する
ショートメールの[アクション定義(詳細)]で設定を行います。
ショートメールの設定は、[ショートメールによる通知を行う]をチェックした場合だけ、設定チェックボックスをチェックした場合だけ、設定することができます。
ショートメールセンタの電話番号は、携帯電話会社に確認してください。
なお、[ショートメールの種類]には、「NTT DoCoMoショートメール」が初期値として設定されています。これを選択すると、「ショートメールセンタの電話番号+「T」」が自動的に入力されますので、その後に続けて「通知先の携帯電話の電話番号」を入力してください。
送信できるメッセージの長さは、ショートメールを受信する携帯電話、およびモデムの種類により異なります。
送信できるメッセージの長さは、使用する携帯電話、およびモデムの種類により異なります。送信できるメッセージの長さは、使用する携帯電話およびモデムの説明書を参照してください。なお、送信できるメッセージの長さを超えた場合は、正しく送信できないことがあります。
[テキスト形式]を選択した場合、[メッセージ]は半角カタカナまたは英大文字で指定します。
定型文を送信することはできません。
設定の詳細については、“Systemwalker Centric Manager オンラインヘルプ”を参照してください。
注意
ショートメールアクションについて
アクション定義の送信文字列には256バイトまで指定できますが、ショートメールキャリアが設定している文字数を超える文字列を送信すると正しく受信できない場合があります。
ショートメールとして受信できるメッセージの文字列に関する最新の情報は、株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモのホームページなどで確認してください。
アクションとしてショートメールを使用する場合の環境設定
ショートメールの環境を設定する
ショートメール通知のアクションを実行するコンピュータ上で、使用するショートメールの環境を、[アクション環境設定]ダイアログボックスの[ショートメール]で設定します。
ショートメールを使用する場合のモデムの設定について
ショートメールを使用する場合は、ショートメールのアクションを実行するWindowsのコンピュータにモデムが必要です。モデムを使用する場合は、[アクション環境設定]ダイアログボックスの[COMポート]で設定を行います。
モデムを外付けで使用する場合には、通常COM1かCOM2のどちらかに接続します。ただし、電源制御ボックスまたはSNMPアダプタを使用する場合は、これらのハードウェアもCOMポートを使用するため、ポート番号およびIRQが競合しないように設定します。また、電源制御系のハードがCOM1を優先的に使用する場合があるため、両方の機能を使用する場合は、COM1に電源制御系のRS-232Cケーブルを接続し、COM2にモデムを接続します。
モデムが接続されている電話回線について
モデムが内線回線に接続されている場合、内線交換機の仕様によりモデムがダイアルトーンを検出できず、イベントログに以下のメッセージが表示され、ショートメールへのメッセージの送信に失敗する場合があります。
ソース: | MpAosfB |
---|---|
ID: | 4109 |
説明: | 電話回線からダイアルトーンを検出できません。 |
このメッセージが表示される場合は、[モデム初期化ATコマンド]にダイアルトーンの検出を待たずにダイアルするコマンドを設定してください。コマンドの詳細については、使用するモデムの取扱説明書を参照してください。
例)
AT&fX3 |
ショートメールで使用するCOMポート番号を設定する
ショートメールのアクションを実行するコンピュータ上で、モデムが接続されているポート番号など、モデムに関する環境を設定します。
アクションとしてショートメールを使用する場合は、あらかじめ以下の設定が必要です。
[コントロールパネル]-[システム]を開きます。
[システムのプロパティ]画面の[ハードウェア]タブの[デバイス マネージャ]ボタンをクリックします。
[デバイス マネージャ]画面の[ポート(COMとLPT)]から、アクション管理で使用するCOMポート番号を選択します。アクション管理の使用するCOMポート番号は、[アクション環境設定]ダイアログボックスで確認できます。
ツールバー、[操作]メニュー、または右クリックメニューで[プロパティ]を開きます。プロパティ画面で[ポートの設定]タブを開きます。
[ビット/秒]を「2400」に設定します。
ショートメールの実行先を設定する
UNIXサーバでショートメールを実行する場合は、アクション実行先にWindows(R)コンピュータを指定します。
UNIXサーバでアクションの実行先をWindows(R)コンピュータにする場合、またはショートメールを別のWindows(R)コンピュータで実行する場合、[アクション環境設定]ダイアログボックスの[アクション実行先]で、アクションを実行するホスト名を設定します。
[アクション環境設定]-[アクション実行先]について
指定した実行先には、インストールオプションに[アクション実行]を選択して、Systemwalker Centric Managerをインストールしてください。
指定した実行先がWindows OSの場合、以下のユーザでログオンしてください。ログオンした場合に実行できます。
運用管理サーバ、部門管理サーバ、業務サーバ、運用管理クライアント
DmAdmin、DmOperation、DmReferenceグループに所属しているユーザ
クライアント
Authenticated Usersグループに所属しているユーザ
Windows OSに複数のユーザがログオンしている場合
初めにログオンしたユーザ以外のユーザで、Systemwalker Centric Manager の停止(pcentricmgr.exe)、起動(scentricmgr.exe)を行った場合、起動を行ったユーザの権限でアクションを実行するプロセスが起動します。このコンピュータをアクション実行先ホストとして使用している場合、ログオンしておく必要のあるユーザは、Systemwalker Centric Managerの起動を行ったユーザになります。
起動コマンドを実行したユーザがログオフする場合は、ログオフした後、ログオン中の別のユーザで起動コマンドを実行してください。
なお、以下の操作を行った場合に実行される Systemwalker Centric Managerの停止、起動においても同様です。
運用環境保守ウィザードから、以下のどれかの操作を行った場合
運用環境の構築
運用環境の退避(退避オプションの[サービスを停止せずにデータの退避を行う]を選択していない場合)
運用環境の復元
データベース拡張
mprsc(リストアコマンド)より、資産の復元を行った場合
mppolcopy(ポリシー同期コマンド)より、ポリシー情報の復元を行った場合
OSを起動するだけでアクションを実行するには、自動ログオンの設定をしてください。