転送用ボリュームの初期化JCLの変更点を、"変更前JCL"と"変更後JCL"で説明します。
----+----1----+----2----+----3----+----4----+----5----+----6----+----7----+----8 //FORMAT10 JOB JOB CLASS=A,MSGCLASS=Y // EXEC PGM=KJUFMT,REGION=1024K //SYSPRINT DD SYSOUT=* //SYSIN DD * * volser - 区画制御用データセット名 - スライス制御用データセット名-1 - スライス用データセット名-1 - スライス制御用データセット名-2 - スライス用データセット名-2 - ・ ・ スライス制御用データセット名-16 - スライス用データセット名-16 - 領域データセット名 /*
データ転送用ボリュームの初期化には、データ転送時の制御に必要となるデータセット名を指定する形式でした。
----+----1----+----2----+----3----+----4----+----5----+----6----+----7----+----8 //FORMAT11 JOB JOB CLASS=A,MSGCLASS=Y // EXEC PGM=KJUAFMT,REGION=1024K //SYSPRINT DD SYSOUT=* //SYSIN DD * DEVICE VOL=volser,INIT DEFCL SYSNAME=clientシステム名 DEFSV SYSNAME=serverシステム名,PATH=特殊ファイル名, CLNAME=clientシステム名 /*
データ転送用ボリュームの初期化には、データ転送を行う関係にある各システム名とボリューム情報を指定する形式になります。