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ETERNUS SF XL-DATA/MV 13 使用手引書
FUJITSU Storage

5.6.2 サーバシステムがグローバルサーバの場合

mftfrecvコマンドを使用して、グローバルサーバからデータ受信する場合の、mftfrecvコマンドの使用例を説明します。

例としては、以下のデータ転送について説明します。

UNIXサーバより転送依頼し、グローバルサーバからデータ受信

UNIXサーバよりデータ転送依頼をし、グローバルサーバからデータ受信する際の、mftfrecvコマンドの使用例について説明します。

使用例では、以下の項目について説明します。

サーバシステム側のグローバルサーバの既存ファイルをデータ受信

例では、以下に示すファイル名およびアカウント名を使用します。

  • UNIXサーバ側のファイル名:/work/mftf_data/mftf

  • UNIXサーバ側のアカウント名:mftfuser

  • グローバルサーバ側のファイル名:PSFILE.DATA

  • グローバルサーバ側のアカウント名:GSUSER1

  • グローバルサーバ側のアカウントのパスワード:GSUSPS1

    #!/bin/csh 
    
    setenv MFTF_USER GSUSER1 
    setenv MFTF_PASSWORD GSUSPS1 
    setenv MFTF_DEVICE /dev/rdsk/c1t1d2s2 
    
    /usr/bin/mftfrecv -t /work/mftf_data/mftf PSFILE.DATA 
    
    echo $status 
クライアントシステム側でフィルターコマンドを使用したデータ受信

例では、以下に示すファイル名およびアカウント名を使用します。

  • UNIXサーバ側のファイル名:/work/mftf_data/mftf

  • UNIXサーバ側のアカウント名:mftfuser

  • UNIXサーバ側で起動するフィルターコマンド:/usr/mftf/bin/convert -o /work/mftf_data/mftf

  • グローバルサーバ側のファイル名:PSFILE.DATA

  • グローバルサーバ側のアカウント名:GSUSER1

  • グローバルサーバ側のアカウントのパスワード:GSUSPS1

    #!/bin/csh 
    
    setenv MFTF_USER GSUSER1 
    setenv MFTF_PASSWORD GSUSPS1 
    setenv MFTF_DEVICE /dev/rdsk/c1t1d2s2 
    
    /usr/bin/mftfrecv PSFILE.DATA | /usr/mftf/bin/convert -o /work/mftf_data/mftf 
    
    echo $status 

IAサーバより転送依頼し、グローバルサーバからデータ受信

IAサーバよりデータ転送依頼をし、グローバルサーバからデータ受信する際の、mftfrecv.exeコマンドの使用例について説明します。

使用例では、以下の項目について説明します。

サーバシステム側のグローバルサーバの既存ファイルを区切り文字を付けてデータ受信

例では、以下に示すファイル名およびアカウント名を使用します。

  • IAサーバ側のファイル名:D:\MFTF1\MFTF

  • IAサーバ側のアカウント名:datamng

  • グローバルサーバ側のファイル名:PSFILE.DATA

  • グローバルサーバ側のアカウント名:GSUSER1

  • グローバルサーバ側のアカウントのパスワード:GSUSPS1

    SETLOCAL 
    SET MFTF_USER=GSUSER1 
    SET MFTF_PASSWORD=GSUSPS1 
    SET MFTF_DEVICE=PHYSICALDRIVE2 
    SET MFTF_CLLINECODE=0x0d;0x0a 
    
    mftfrecv.exe -t "D:\MFTF1\MFTF" PSFILE.DATA 
    
    if not errorlevel 0 goto senderrexit 
    echo "mftfrecv Normal End." 
    goto exit 
    
    :senderrexit 
    echo "mftfrecv Abnormal End." 
    
    :exit 
    ENDLOCAL 
クライアントシステム側でフィルターコマンドを使用したデータ受信

例では、以下に示すファイル名およびアカウント名を使用します。

  • IAサーバ側のファイル名:D:\MFTF1\MFTF

  • IAサーバ側のアカウント名:datamng

  • IAサーバ側で起動するフィルターコマンド:C:\TOOL\MFTF\convert -o D:\MFTF1\MFTF

  • グローバルサーバ側のファイル名:PSFILE.DATA

  • グローバルサーバ側のアカウント名:GSUSER1

  • グローバルサーバ側のアカウントのパスワード:GSUSPS1

    SETLOCAL 
    SET MFTF_USER=GSUSER1 
    SET MFTF_PASSWORD=GSUSPS1 
    SET MFTF_DEVICE=PHYSICALDRIVE2 
    
    mftfrecv.exe PSFILE.DATA | C:\TOOL\MFTF\convert -o D:\MFTF1\MFTF 
    
    if not errorlevel 0 goto senderrexit 
    echo "mftfrecv Normal End." 
    goto exit 
    
    :senderrexit 
    echo "mftfrecv Abnormal End." 
    
    :exit 
    ENDLOCAL