ページの先頭行へ戻る
ETERNUS SF XL-DATA/MV 13 使用手引書
FUJITSU Storage

1.2 XLデータムーバの動作環境

XLデータムーバは、以下の環境で動作します。

適用機種

表1.1 XLデータムーバの適用機種

プラットフォーム

適用機種

グローバルサーバ側

グローバルサーバ

PRIMEFORCEマルチサーバ

PRIMEQUEST (*1)

IBM社製メインフレーム

UNIX/IAサーバ側

PRIMEPOWER、GP7000F

GP7000S

PRIMERGY、GRANPOWER 5000

PRIMEQUEST

S ファミリー

Sun Enterprise Family

Sun Ultra Workstation Family

HP9000

RS/6000

各社 Windowsサーバ

*1:PRIMEQUESTでは、グローバルサーバの動作OSとして、PRIMEQUEST向けのGSS21iが利用できます。詳しくは、富士通技術員(SE)にお問い合わせください。

動作OS

表1.2 XLデータムーバの動作OS

プラットフォーム

動作OS

グローバルサーバ側

OSIV/MSP GSS21 マルチサーバシステムパック または
OSIV/MSP GSS21i マルチサーバシステムパック (*2)

OSIV/XSP GSS21 マルチサーバシステムパック または
OSIV/XSP GSS21i マルチサーバシステムパック (*2)

OSIV/MSP GSS21/PRIMEFORCEエディション または
OSIV/MSP GSS21i/PRIMEFORCE Standard Edition (*2)

OSIV/XSP GSS21/PRIMEFORCEエディション または
OSIV/XSP GSS21i/PRIMEFORCE Standard Edition (*2)

OSIV/XSP GSS21i/PRIMEQUEST Standard Edition または
OSIV/XSP GSS21i/PRIMEQUEST Entry Edition (*2) (*3)

OSIV/MSP AFII V10L10 C94091以降 (*4)

OSIV/XSP AFII V10L10 V94121以降

OS/390 V2R5~V2R10 (*5)

UNIX/IAサーバ側

Solaris 2.6 OS
Solaris 7 OS
Solaris 8 OS
Solaris 9 OS [L30]
Solaris 10 OS [13.0]
Solaris 11 OS [13.0]

Windows Server 2012 [13.2]
Windows Server 2016 [13.2]
Windows Server 2019 [13.3]
Windows Server 2022 [13.3]

Red Hat Enterprise Linux 6 (for Intel64) [13.2] (*7)
Red Hat Enterprise Linux 7 (for Intel64) [13.3] (*7)
Red Hat Enterprise Linux 8 (for Intel64) [13.4] (*7)
Red Hat Enterprise Linux 9 (for Intel64) [13.5] (*7)

HP-UX 11.0
HP-UX 11i [0230]

AIX 4.3.3
AIX 5L V5.1 [L30]
AIX 5L V5.2 [0230]
AIX 5L V5.3 [13.0]

*2:XLデータムーバを提供しているGSS21およびGSS21iのV/Lは、富士通技術員(SE)にお問い合わせください。

*3:PRIMEQUESTでは、グローバルサーバの動作OSとして、PRIMEQUEST向けのGSS21iが利用できます。詳しくは、富士通技術員(SE)にお問い合わせください。

*4:OSIV/MSP AFII V10L10 C07061以降で「入出力装置管理域の基本共通域使用量削減による接続装置数拡張機能」を利用されている場合は、OSIV/MSP XLデータムーバ V11L40以降を使用してください。

*5:OS/390の場合、データ転送用ボリュームとして使用できるディスクは、GR840のみとなります。

*6:使用可能な適用機種は、PRIMEQUESTのみとなります。

*7:64ビットアプリケーションで動作します。

サポート装置

データ転送用ボリュームとして利用できるディスクアレイを記載しています。

なお、使用可能なディスク/アダプタ/チャネルは、動作環境によって異なります。使用可能なディスク/アダプタ/チャネルは、富士通技術員(SE)にお問い合わせください。

表1.3 XLデータムーバのサポート装置

プラットフォーム

サポート装置

備考

グローバルサーバ(*8)と
UNIX/IAサーバ間

ETERNUS DX8000 S4 series
ETERNUS DX8100 S3
ETERNUS DX8700 S3
ETERNUS DX8000 S2 series
ETERNUS DX8000 series
ETERNUS8000
ETERNUS6000
ETERNUS GR800 series

(*11) (*12)

F6494/F6495/F6496/F6497

(*9) (*11) (*12)

PRIMEFORCEの共用ディスク

(*10)

[L20, L30]
UNIX/IAサーバと
UNIX/IAサーバ間

ETERNUS DX S5 series
ETERNUS DX8900 S4
ETERNUS DX600 S4
ETERNUS DX500 S4
ETERNUS DX200 S4
ETERNUS DX100 S4
ETERNUS DX60 S4
ETERNUS DX S3 series
ETERNUS DX S2 series
ETERNUS DX series
ETERNUS AF S3 series
ETERNUS AF S2 series
ETERNUS AF series
ETERNUS2000
ETERNUS4000
ETERNUS8000
ETERNUS3000
ETERNUS6000
ETERNUS GR800 series
ETERNUS GR700 series

(*12)

他社ディスク

(*13)

*8:OS/390の場合に使用できるディスクは、GR840のみとなります。

*9:F6494/F6495/F6496/F6497は、以下の動作OSでは使用できません。
・Solaris 8 OS
・Solaris 9 OS
・Solaris 10 OS
・Solaris 11 OS
・Windows

*10:PRIMEFORCEの共用ディスクが使用できるUNIX/IAサーバ側の動作OSは以下のとおりです。
・Solaris 8 OS
・Solaris 9 OS
・Solaris 10 OS
・Solaris 11 OS
・Windows
・Red Hat Enterprise Linux 6 (for Intel64)
・Red Hat Enterprise Linux 7 (for Intel64)
・Red Hat Enterprise Linux 8 (for Intel64)
・Red Hat Enterprise Linux 9 (for Intel64)

*11:データ転送用ボリュームとして、MVV(マルチビューボリューム)フォーマットを使用します。

*12:V11形式のデータ転送用ボリュームを作成する場合は、“使用可能なディスクまたは論理ユニット”に示すディスクタイプまたは論理ユニットを使用してください。

*13:他社ディスクは、ETERNUS SF XL-DATA/MVまたはSoftek XLデータムーバの場合に利用できます。

注意

IAサーバのリモートデスクトップからの利用について

IAサーバを使用する場合、リモートデスクトップからXLデータムーバの利用はできません。

グローバルサーバ側のエミュレータ端末について

英小文字を使用する場合は、EBCDIC-ASCIIコードを入力できる端末が必要です。また、英小文字を入力するためには、入力モードを“EBCDIC-ASCII”に変更する必要があります。

SANデータ連携機能(XLジョブ連携を除く)について

SANデータ連携機能(XLジョブ連携を除く)では、PRIMEFORCEの共用ディスクは使用できません。

NFS/ネットワークドライブの利用について

XLデータムーバでは、NFSやネットワークドライブはサポートしていません。そのため、ネットワークディスク上のファイルは、XLデータムーバの転送ファイルとして利用できません。

参考

SANデータ連携製品の動作環境について

SANデータ連携機能は、SANデータ連携製品と組み合わせて使用しますので、SANデータ連携製品が動作する環境の準備も必要です。SANデータ連携製品が動作する環境は、その製品のマニュアルを参照してください。