対象バージョンレベル
Windows版:V13.0.0以降
A
移行元のSystemwalker Operation Managerのポリシー情報を、ポリシー抽出/配付を利用して、別のドライブにインストールされたSystemwalker Operation Manager環境(移行先)に移行する方法を説明します。
作業前には、移行先環境において、mpbkoコマンドを利用するか、[運用環境の保守]から[運用環境保守ウィザード]を起動して、バックアップをとっておいてください。
操作を行う環境(移行元/移行先)を明確にするため、各手順の先頭で【移行元】または【移行先】と操作環境を表現しています。
【移行先】
[Systemwalker Operation Manager環境設定]ウィンドウを使って、ジョブスケジューラサービスとジョブ実行制御サービスを[停止]します。
【移行先】
[ジョブスケジューラ起動パラメタの定義]ウィンドウ-[データベース]シートで、以下の定義をします。
[ディレクトリ]入力域に、移行元環境のデータベースの格納ディレクトリと同じディレクトリを指定します。
なお、移行先における変更前の値は、後述の手順11.で利用しますので、メモをしておいてください。
[現在のデータベースを指定先に複写する]チェックボックスをチェック
【移行元】
[運用情報の定義]ウィンドウ-[ログ]シートで、ジョブ実行履歴情報および稼働実績情報の[保存場所]の定義情報を確認します。
【移行先】
移行元環境に手順3.で確認した[保存場所]と同じディレクトリが存在するか確認し、なければ作成します。
【移行先】
[運用情報の定義]ウィンドウ-[ログ]シートで、ジョブ実行履歴情報および稼働実績情報の[保存場所]入力域に手順3.と同じディレクトリを指定します。
なお、移行先環境で[保存場所]に定義されていた変更前の値は手順12.で利用しますので、メモをしておいてください。
【移行先】
[Systemwalker Operation Manager環境設定]ウィンドウを使って、ジョブスケジューラサービスとジョブ実行制御サービスを[開始]します。
【移行元】
移行元環境に接続した[Systemwalker Operation Manager環境設定]ウィンドウで、ポリシー抽出し、移行先環境を指定してポリシー配付します。
【移行先】
[Systemwalker Operation Manager環境設定]ウィンドウを使って、ジョブスケジューラサービスとジョブ実行制御サービスを[停止]します。
【移行先】
[Systemwalker Operation Manager環境設定]ウィンドウを使って、ジョブスケジューラサービスとジョブ実行制御サービスを[開始]します。
これによりポリシー適用されます。
【移行先】
[Systemwalker Operation Manager環境設定]ウィンドウを使って、ジョブスケジューラサービスとジョブ実行制御サービスを[停止]します。
【移行先】
[ジョブスケジューラ起動パラメタの定義]ウィンドウ-[データベース]シートで、以下の定義をします。
[ディレクトリ]入力域に、手順2.でメモをした変更前の値を入力
[現在のデータベースを指定先に複写する]チェックボックスをチェック
[現在のデータベースを削除する]チェックボックスをチェック
【移行先】
[運用情報の定義]ウィンドウ-[ログ]シートで、ジョブ実行履歴情報および稼働実績情報の[保存場所]入力域に手順5.でメモをした変更前の値を入力してください。
【移行先】
[Systemwalker Operation Manager環境設定]ウィンドウを使って、ジョブスケジューラサービスとジョブ実行制御サービスを[開始]します。
これにより変更内容が反映されます。