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Systemwalker Operation Manager Q & A集

1.12 Q: Systemwalker Operation Manager を別のドライブにインストールした環境に移行したい【Windows版】

対象バージョンレベル

A

移行元のSystemwalker Operation Managerのポリシー情報を、ポリシー抽出/配付を利用して、別のドライブにインストールされたSystemwalker Operation Manager環境(移行先)に移行する方法を説明します。

作業前には、移行先環境において、mpbkoコマンドを利用するか、[運用環境の保守]から[運用環境保守ウィザード]を起動して、バックアップをとっておいてください。

操作を行う環境(移行元/移行先)を明確にするため、各手順の先頭で【移行元】または【移行先】と操作環境を表現しています。

  1. 【移行先】
    [Systemwalker Operation Manager環境設定]ウィンドウを使って、ジョブスケジューラサービスとジョブ実行制御サービスを[停止]します。

  2. 【移行先】
    [ジョブスケジューラ起動パラメタの定義]ウィンドウ-[データベース]シートで、以下の定義をします。

    • [ディレクトリ]入力域に、移行元環境のデータベースの格納ディレクトリと同じディレクトリを指定します。
      なお、移行先における変更前の値は、後述の手順11.で利用しますので、メモをしておいてください。

    • [現在のデータベースを指定先に複写する]チェックボックスをチェック

  3. 【移行元】
    [運用情報の定義]ウィンドウ-[ログ]シートで、ジョブ実行履歴情報および稼働実績情報の[保存場所]の定義情報を確認します。

  4. 【移行先】
    移行元環境に手順3.で確認した[保存場所]と同じディレクトリが存在するか確認し、なければ作成します。

  5. 【移行先】
    [運用情報の定義]ウィンドウ-[ログ]シートで、ジョブ実行履歴情報および稼働実績情報の[保存場所]入力域に手順3.と同じディレクトリを指定します。

    なお、移行先環境で[保存場所]に定義されていた変更前の値は手順12.で利用しますので、メモをしておいてください。

  6. 【移行先】
    [Systemwalker Operation Manager環境設定]ウィンドウを使って、ジョブスケジューラサービスとジョブ実行制御サービスを[開始]します。

  7. 【移行元】
    移行元環境に接続した[Systemwalker Operation Manager環境設定]ウィンドウで、ポリシー抽出し、移行先環境を指定してポリシー配付します。

  8. 【移行先】
    [Systemwalker Operation Manager環境設定]ウィンドウを使って、ジョブスケジューラサービスとジョブ実行制御サービスを[停止]します。

  9. 【移行先】
    [Systemwalker Operation Manager環境設定]ウィンドウを使って、ジョブスケジューラサービスとジョブ実行制御サービスを[開始]します。

    これによりポリシー適用されます。

  10. 【移行先】
    [Systemwalker Operation Manager環境設定]ウィンドウを使って、ジョブスケジューラサービスとジョブ実行制御サービスを[停止]します。

  11. 【移行先】
    [ジョブスケジューラ起動パラメタの定義]ウィンドウ-[データベース]シートで、以下の定義をします。

    • [ディレクトリ]入力域に、手順2.でメモをした変更前の値を入力

    • [現在のデータベースを指定先に複写する]チェックボックスをチェック

    • [現在のデータベースを削除する]チェックボックスをチェック

  12. 【移行先】
    [運用情報の定義]ウィンドウ-[ログ]シートで、ジョブ実行履歴情報および稼働実績情報の[保存場所]入力域に手順5.でメモをした変更前の値を入力してください。

  13. 【移行先】
    [Systemwalker Operation Manager環境設定]ウィンドウを使って、ジョブスケジューラサービスとジョブ実行制御サービスを[開始]します。

    これにより変更内容が反映されます。