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Systemwalker Operation Manager V17.0.1 導入ガイド

D.3.1 OSのユーザーIDに対するパスワードを変更した場合

OSのユーザーIDに対するパスワードを変更した場合は、必要に応じてSystemwalker Operation Manager利用者のパスワード情報も変更します。

ここで対象となるSystemwalker Operation Managerの利用者とは、以下を指します。

それぞれのパスワードを変更する場合の手順について説明します。

ジョブ所有者のパスワードを変更する【Windows版】

ジョブ実行制御の定義で、[ジョブを所有者の権限で実行する]を指定しており、対象のユーザーIDを所有者として定義しているジョブが存在する場合、ジョブ所有者のパスワード情報を変更する必要があります。

操作手順

  1. [Systemwalker Operation Manager環境設定]ウィンドウの[運用情報]ボタンをクリックして表示される、[運用情報の定義]ウィンドウ-[利用機能]シートで、[ジョブを所有者の権限で実行する]が有効となっているかを確認します。

    [ジョブを所有者の権限で実行する]が有効となっている場合は、以下の手順2の作業を行ってください。

    有効となっていない場合は、ジョブ所有者のパスワードを変更する必要はありません。

  2. ジョブ所有者情報の定義に該当のユーザーIDが登録されているかを確認し、登録されている場合は、パスワード情報を変更後のパスワードに設定し直します。

    [運用情報の定義]ウィンドウ-[利用機能]シートで、[ジョブ所有者設定]ボタンをクリックして、[ジョブ所有者情報の定義]ウィンドウを表示させます。パスワード情報を変更するユーザーIDを選択し、[ユーザー]メニューの[定義]を選択します。表示された[パスワード情報の定義]ダイアログボックスで、変更後のパスワードを入力します。

  3. ネットワークジョブまたは分散実行機能を利用している場合、実行サーバにて手順1と同様に[ジョブを所有者の権限で実行する]が、有効となっているかを確認します。

    実行サーバ側でも[ジョブを所有者の権限で実行する]が有効となっている場合は、以下の作業を行ってください。

    • ジョブ投入者の権限でジョブが実行されるため、ジョブ投入者のユーザーIDに対するパスワードが投入元パスワードと実行サーバで一致している必要があります。実行サーバ上で対象ユーザーIDのパスワードも合わせて変更してください。

    ネットワークジョブおよび分散実行機能については、“2.8.1 運用情報の定義”を参照してください。

業務連携のパスワード管理簿に登録したユーザの定義情報を変更する

業務連携機能を使用しており、業務連携のパスワード管理簿に対象のユーザーIDを定義している場合は、パスワードの定義を変更します。

パスワード管理簿のパスワード情報の変更方法については、“2.10.1 パスワード管理簿の定義”を参照してください。