ページの先頭行へ戻る
Systemwalker Desktop Patrol トラブルシューティングガイド

2.3.3 ソフトウェアを配信しましたが、自動実行されません

ソフトウェアを登録し、「CT」へ配付しましたが、自動実行されません。

対象バージョンレベル

原因

「Desktop Patrol メインメニュー」の[環境設定]タブ-[ポリシーグループ管理]-[各種ポリシーのカスタマイズ]ボタン-[基本動作ポリシー]タブ-[ソフトウェア配信]タブ-「ソフトウェアダウンロード後に自動実行する権限の指定」の「指定したユーザー権限」でソフトウェア配信を行っている場合、「ユーザー名」、「パスワード」に不備があり、Admin権限の偽装に失敗し自動実行が失敗している可能性があります。

確認ポイント

「Desktop Patrol メインメニュー」の[環境設定]タブ-[ポリシーグループ管理]-[各種ポリシーのカスタマイズ]ボタン-[基本動作ポリシー]タブ-[ソフトウェア配信]タブの「ソフトウェアダウンロード後に自動実行する権限の指定」で「指定したユーザー権限」で設定されている「ユーザー名」、「パスワード」を確認してください。

注意

「ソフトウェアダウンロード後に自動実行する権限の指定」の「指定したユーザー権限」には、ドメイン名の指定はありません。「CT」がログオンした環境(ローカルまたはドメイン)のアカウントとして偽装します。

対処方法

「Desktop Patrol メインメニュー」の「ソフトウェアダウンロード後に自動実行する権限の指定」で設定されている「ユーザー名」、「パスワード」と、お客様の実際の運用環境と相違がある場合は、値を変更し、クライアントポリシーを更新してください。また一度配付されたソフトウェアは再配信されませんので、再度「Desktop Patrol メインメニュー」-[ソフトウェア配信]よりソフトウェアを登録してください。

【参考】ソフトウェアの実行権限について

ソフトウェア配信

手動(*)

自動

ログオンユーザー権限

【偽装しない場合】
ログオンユーザー権限
【偽装した場合】
偽装した権限
・SYSTEM権限
・ログオンユーザー権限
・指定したユーザー権限

*:ソフトウェアダウンロード画面からダウンロードして実行。

注意

ソフトウェアダウンロード画面からダウンロードして実行する場合は、ユーザー偽装の設定を行っている場合でもすべてログオンユーザー権限で実行されます。