ソフトウェアを登録し、「CT」へ配付しましたが、自動実行されません。
対象バージョンレベル
Systemwalker Desktop Patrol V14.0.0以降
原因
「Desktop Patrol メインメニュー」の[環境設定]タブ-[ポリシーグループ管理]-[各種ポリシーのカスタマイズ]ボタン-[基本動作ポリシー]タブ-[ソフトウェア配信]タブ-「ソフトウェアダウンロード後に自動実行する権限の指定」の「指定したユーザー権限」でソフトウェア配信を行っている場合、「ユーザー名」、「パスワード」に不備があり、Admin権限の偽装に失敗し自動実行が失敗している可能性があります。
確認ポイント
「Desktop Patrol メインメニュー」の[環境設定]タブ-[ポリシーグループ管理]-[各種ポリシーのカスタマイズ]ボタン-[基本動作ポリシー]タブ-[ソフトウェア配信]タブの「ソフトウェアダウンロード後に自動実行する権限の指定」で「指定したユーザー権限」で設定されている「ユーザー名」、「パスワード」を確認してください。
注意
「ソフトウェアダウンロード後に自動実行する権限の指定」の「指定したユーザー権限」には、ドメイン名の指定はありません。「CT」がログオンした環境(ローカルまたはドメイン)のアカウントとして偽装します。
対処方法
「Desktop Patrol メインメニュー」の「ソフトウェアダウンロード後に自動実行する権限の指定」で設定されている「ユーザー名」、「パスワード」と、お客様の実際の運用環境と相違がある場合は、値を変更し、クライアントポリシーを更新してください。また一度配付されたソフトウェアは再配信されませんので、再度「Desktop Patrol メインメニュー」-[ソフトウェア配信]よりソフトウェアを登録してください。
【参考】ソフトウェアの実行権限について
ソフトウェア配信 | |
---|---|
手動(*) | 自動 |
ログオンユーザー権限 | 【偽装しない場合】 |
*:ソフトウェアダウンロード画面からダウンロードして実行。
注意
ソフトウェアダウンロード画面からダウンロードして実行する場合は、ユーザー偽装の設定を行っている場合でもすべてログオンユーザー権限で実行されます。