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Interstage List Works V11.0.0 コマンドリファレンス
FUJITSU Software

1.1.16 lvprcdjyコマンド

帳票情報「DATE」「LV-DATE」に指定する和暦年の年号を設定、または表示します。

スーパーユーザだけが実行することができます。

形式

帳票情報の「DATE」「LV-DATE」に指定する和暦年の年号を設定する場合
lvprcdjy -n 年号名,元年の西暦年 [-t 変更日時]
帳票情報の「DATE」「LV-DATE」に指定する和暦年の年号を表示する場合
lvprcdjy -l

説明

-n

和暦年の年号名、元年の西暦年を、半角のカンマ「,」で区切って指定します。
年号名は、全角文字2文字で指定します。
元年の西暦年は、半角数字4文字で指定します。1970以上の値を指定してください。帳票登録時、帳票情報「DATE」「LV-DATE」に指定できる範囲は、西暦2038年1月19日までです。

-t

-nオプションで指定した年号を有効にする日時を「YYYYMMDDhhmm」形式で指定します。
半角数字12文字で指定します。未来の日時を指定してください。
変更日時を指定した場合、帳票を登録した日時が変更日時を過ぎるとコマンドで設定した年号が有効になります。帳票を登録した日時が変更日時に達していない場合、設定前の年号は「令和」になります。
指定しない場合、変更日時はコマンドを実行した日時になります。

-l

和暦年の年号を標準出力します。

注意

  • リスト管理サーバ、帳票データ転送アダプタをインストールしたサーバで同じ設定になるようにコマンドを実行してください。

  • リスト管理サーバで年号を設定した場合には、List Worksサービスを再起動してください。

復帰値

0

正常

1

システムエラー

2

オプションエラー

3

パラメタエラー

4

その他のエラー

使用例

使用例1

帳票情報の「DATE」「LV-DATE」に指定する和暦年を、年号名「○○」、元年の西暦年「2035」に設定します。

lvprcdjy -n ○○,2035
使用例2

帳票情報の「DATE」「LV-DATE」に指定する和暦年を、年号名「○○」、元年の西暦年「2035」、変更日時「2035年5月1日00:00」に設定します。

lvprcdjy -n ○○,2035 -t 203505010000
使用例3

年号を設定後、再度「令和」に戻したい場合は、「-n」オプションに「令和,2019」を指定します。

lvprcdjy -n 令和,2019
使用例4

帳票情報の「DATE」「LV-DATE」に指定する和暦年の年号を標準出力します。

lvprcdjy -l
出力例1

年号を一度も設定していない場合は、以下のように表示されます。

「DATE」「LV-DATE」に指定する和暦年の年号は次のとおりです。
  年号名:令和  元年の西暦年:2019
出力例2

年号を設定した場合には、以下のように表示されます。

「DATE」「LV-DATE」に指定する和暦年の年号は次のとおりです。
  年号名:○○  元年の西暦年:2035  変更日時:2035/05/01 00:00
出力例3

変更日時を指定し、現在の時刻が変更日時を超えていない場合、「-l」オプションを指定すると、以下のように表示されます。

「DATE」「LV-DATE」に指定する和暦年の年号は次のとおりです。
  年号名:令和  元年の西暦年:2019
以下の日時に変更されます。
  年号名:○○  元年の西暦年:2035  変更日時:2035/05/01 00:00