特徴
帳票の形式は、先頭ページに区切りページが存在し、そのページに仕分けコードが存在します。
仕切りページから仕切りページまでを1つの単位にして、先頭に仕切りページを付けて出力します。
仕分け処理
仕分け処理の方法
全体帳票を区切りの単位でまとめて分割します。
仕分け処理結果の格納イメージ図
全体帳票の仕分結果を、帳票区切り単位に出力したケースのイメージです。
富士通ホスト帳票を仕分ける場合
以下に、会計帳票モデルにおける仕分けイメージを説明します。
帳票の仕分け単位の先頭ページに以下の情報が存在します。
仕分けキー:50行目の50~65桁目の文字列
以下に、仕分け定義体を示します。
* SC,INFO, | (1) 仕分けキー「区切り文字(DIVIDE-CHAR)」 KP,DIVIDE-CHAR,99,1,50,50,65, | を定義します * SC,LISTVIEW, | (2) “/lvdata/一般会計1”の形式で、 KF,LV-DB-PATH,= /lvdata/%INFO%DIVIDE-CHAR%, | 帳票の格納先を指定します * SM,0,, * SC,LISTVIEW, CM,*,rcv,1, CC,STRG,一般会計1,50,50,65,, | (3) 仕分け条件「一般会計1」を指定します * SC,LISTVIEW, CM, *,rcv,1, CC,STRG,特別会計,50,50,65,, | (3) 仕分け条件「特別会計」を指定します * SC,LISTVIEW, CM, *,rcv,1, CC,STRG,一般会計2,50,50,65,, | (3) 仕分け条件「一般会計2」を指定します * SC,LISTVIEW, | (4) 帳票の「区切り文字」が存在するページ以外は、 CM,,&CONT,0, | 直前のページと同じ配信先に配信されます *
仕分け定義体の定義内容を説明します。
(1) 仕分けキーとして、「区切り文字」を定義します。
(2) 帳票を格納する保管フォルダ名として、(1)の「区切り文字」を使用します。
(3) 「区切り文字」をキーに、仕分け条件として「一般会計1」、「特別会計」、「一般会計2」を指定します。
(4) 帳票の「区切り文字」が存在するページ以外は、直前のページと同じ配信先に配信されます。
オープン帳票を仕分ける場合
以下に、会計帳票モデルにおける仕分けイメージを説明します。
帳票の仕分け単位の先頭ページに以下の情報が存在します。
仕分けキー:左上座標(7056,11760)、右下座標(9360,12000)の文字列
以下に、仕分け定義例を示します。
* SC,INFO, | (1) 仕分けキー「区切り文字(DIVIDE-CHAR)」を定義します KC,DIVIDE-CHAR,99,1,7056,11760,9360,12000, | * SC,LISTVIEW, | (2) “/lvdata/一般会計1”の形式で、帳票の格納先を指定します KF,LV-DB-PATH,= /lvdata/%INFO%DIVIDE-CHAR%, | * SM,0,, * SC,LISTVIEW, CM,*,rcv,1, CC,STRC,一般会計1,7056,11760,9360,12000,, | (3) 仕分け条件として「一般会計1」を指定します * SC,LISTVIEW, CM, *,rcv,1, CC,STRC,特別会計,7056,11760,9360,12000,, | (3) 仕分け条件として「特別会計」を指定します * SC,LISTVIEW, CM, *,rcv,1, CC,STRC,一般会計2,7056,11760,9360,12000,, | (3) 仕分け条件として「一般会計2」を指定します * SC,LISTVIEW, | (4) 帳票の「区切り文字」が存在するページ以外は、 CM,,&CONT,0, | 直前のページと同じ配信先に配信されます *
仕分け定義体の定義内容を説明します。
(1) 仕分けキーとして、「区切り文字」を定義します。
(2) 帳票を格納する保管フォルダ名として、(1)の「区切り文字」を使用します。
(3) 「区切り文字」をキーに、仕分け条件として「一般会計1」、「特別会計」、「一般会計2」を指定します。
(4) 帳票の「区切り文字」が存在するページ以外は、直前のページと同じ配信先に配信されます。