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Interstage List Works V11.0.0 帳票仕分け手引書
FUJITSU Software

3.2.2 仕分け仮想プリンタの作成

List Creator帳票を帳票仕分け管理で運用するために、仕分け仮想プリンタを作成します。

仕分け仮想プリンタとは、帳票を登録するための仮想プリンタです。帳票出力アプリケーションがあるサーバに作成します。

注意

  • 仕分けを行うか行わないかは、環境変数設定の有無で切り分けます。
    仕分け仮想プリンタでは切り分けられないので、帳票出力アプリケーションで登録するときに使用するシェルなどに、環境変数の設定を書き込みます。

    参照

    環境変数の設定については、“3.2.4 環境変数の設定”を参照してください。

lpadminコマンドにより仕分け仮想プリンタを作成します。スーパーユーザのみ、実行できます。

lpadminコマンドの使用方法を説明します。

参照

lpadminコマンドの詳細は、Linuxシステムのマニュアルを参照してください。

形式

lpadmin -pprinter  -v/dev/null

説明

使用例

astprtというプリンタ名で仕分け仮想プリンタを作成します。

# lpadmin -pastprt -v/dev/null

なお、仕分け仮想プリンタを削除する場合は、lpadminコマンドに-xオプションを指定します。

形式

lpadmin -xprinter

説明

使用例

仮想プリンタ(astprt)を削除します。

# lpadmin -xastprt