ページの先頭行へ戻る
Interstage List Works V11.0.0 保守手引書
FUJITSU Software

3.1.2 オープン帳票を扱う運用の場合

オープン帳票を扱う運用において、印刷データの登録時に異常が発生した場合、行うべき対処の手順を以下に示します。

(1) 異常の原因を調査し、取り除く

リスト管理サーバに採取される以下の各ログファイル、およびエラーメッセージにより、異常の原因を調査し対処します。

エラーメッセージについては“メッセージ集”を参照してください。

また、List Creator帳票、NetCOBOL/MeFt帳票を扱う運用の場合は、登録時のエラーによりメッセージが出力されます。メッセージに表示される通知コードがエラー原因の調査に利用できます。

List Creator帳票、NetCOBOL/MeFt帳票の登録時に出力されるメッセージについては、“メッセージ集”を参照してください。

(2) 印刷データを再送信する

受信フォルダに印刷データが残っていない場合、異常の原因を取り除いた後、帳票出力元において印刷データの登録をやり直します。

(3) 印刷データを復元(再登録)する

受信フォルダに印刷データが残っている場合、異常の原因を取り除いた後、lvretrylコマンドにより、印刷データを復元 (再登録)します。

# lvretryl

lvretrylコマンドの詳細については、“コマンドリファレンス”を参照してください。

(4) 登録エラーの解除を確認する

画面上のメッセージ、およびリスト管理サーバの実行履歴により、異常の解除を確認します。

以下にlvretrylコマンドによる帳票の復元が正常終了した場合の例を示します。

# lvretryl
UX:lvretryl:情報:2000:印刷データの復元依頼が完了しました.