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Interstage List Works V11.0.0 保守手引書
FUJITSU Software

3.1.1 富士通ホスト帳票を扱う場合

富士通ホスト帳票を扱う場合は、lvrcvlstコマンドにより印刷データの登録を行います。

印刷データの登録(lvrcvlstコマンド)における異常の発生は、エラーメッセージにより通知されます。また、リスト管理サーバの実行履歴により確認することもできます。

以下にlvrcvlstコマンドによる登録が異常終了した例を示します。

# lvrcvlst
UX:lvrcvlst:エラー:1902:印刷データの登録に失敗しました.

lvrcvlstコマンドによる印刷データの登録時にエラーが発生した場合、行うべき対処の手順を以下に示します。

(1) 異常の原因を調査し、取り除く

リスト管理サーバに採取される以下の各ログファイル、およびエラーメッセージにより、異常の原因を調査し対処します。

(2) 印刷データを復元(再登録)する

異常の原因を取り除いた後、lvretrylコマンドにより、印刷データを復元 (再登録)します。

# lvretryl

lvretrylコマンドの詳細については、“コマンドリファレンス”を参照してください。

注意

lvretrylコマンドによる印刷データの復元(再登録)は、帳票の登録時に入力するlvrcvlstコマンドにおいて-lオプションを指定した場合にのみ有効となります。-lオプションを指定していなかった場合は、lvrcvlstコマンドにより再度、印刷データの登録をやり直してください。

(3) 登録エラーの解除を確認する

画面上のメッセージ、およびリスト管理サーバの実行履歴により、異常の解除を確認します。

以下にlvretrylコマンドによる帳票の復元が正常終了した場合の例を示します。

# lvretryl
UX:lvretryl:情報:2000:印刷データの復元依頼が完了しました.