富士通ホスト帳票を扱う場合は、lvrcvlstコマンドにより印刷データの登録を行います。
印刷データの登録(lvrcvlstコマンド)における異常の発生は、エラーメッセージにより通知されます。また、リスト管理サーバの実行履歴により確認することもできます。
以下にlvrcvlstコマンドによる登録が異常終了した例を示します。
# lvrcvlst UX:lvrcvlst:エラー:1902:印刷データの登録に失敗しました.
lvrcvlstコマンドによる印刷データの登録時にエラーが発生した場合、行うべき対処の手順を以下に示します。
(1) 異常の原因を調査し、取り除く
リスト管理サーバに採取される以下の各ログファイル、およびエラーメッセージにより、異常の原因を調査し対処します。
リスト管理サーバの実行履歴
リスト管理サーバの実行履歴の詳細については、“メッセージ集”を参照してください。 |
List Worksサーバのシステムログ
List Worksサーバのシステムログについては、“メッセージ集”を参照してください。 |
エラーメッセージについては、“メッセージ集”を参照してください。 |
ポイント
印刷データの登録をlvrcvlstコマンドにおいて -lオプションを指定して行う場合は、登録の実行結果はリスト管理サーバの実行履歴ファイルに出力されます。-lオプションを指定しない場合は、実行結果は画面に出力されます。
(2) 印刷データを復元(再登録)する
異常の原因を取り除いた後、lvretrylコマンドにより、印刷データを復元 (再登録)します。
# lvretryl
lvretrylコマンドの詳細については、“コマンドリファレンス”を参照してください。 |
(3) 登録エラーの解除を確認する
画面上のメッセージ、およびリスト管理サーバの実行履歴により、異常の解除を確認します。
以下にlvretrylコマンドによる帳票の復元が正常終了した場合の例を示します。
# lvretryl UX:lvretryl:情報:2000:印刷データの復元依頼が完了しました.