以下の対話処理を行ってください。
インストールする機能を選択します。
インストールする機能の番号を“,”で区切って入力してください。
なお、すでに機能を構成するパッケージがインストールされている場合、機能名の横に“*”が表示されます。
以下の機能を選択してインストールしてください。
機能 | 説明 |
---|---|
アプリケーションサーバの基本機能(*1) | Interstage Application Serverに必要な基本機能です。 |
GlassFish 5 | GlassFish 5.1ベースのJavaアプリケーション実行環境です。 |
OpenJDK 8 | JDKのバージョン8です。 |
Webサーバ(Interstage HTTP Server 2.4) | Apache HTTP Server Version 2.4ベースのWebサーバです。 |
セキュア通信サービス | 証明書・鍵管理機能、およびSSL通信機能です。 |
Interstage管理コンソール(*2) | GUIによるInterstage Application Serverの環境構築/運用操作/運用監視を提供する機能です。本機能はCORBAサービス、ワークユニット管理機能などマルチ言語サービスの基本機能を含んでいます。 |
Webサーバコネクタ(Interstage HTTP Server 2.4用) | Interstage HTTP Server 2.4用のWebサーバコネクタ機能です。 |
*1)Interstage Application Serverのカスタムインストール時に、本項目は選択肢として表示されません(必ずインストールされる)。
*2) Interstage 証明書環境を用いてSSLによる暗号化通信を使用する場合は、選択してください。
ポイント
リスト管理サーバのみをインストールする場合、カスタムインストールで、OpenJDK 8のみを選択してください。
注意
インストール済みの機能のみを選択した場合、インストールは続行されません。
Functions: 1 GlassFish 5 2 OpenJDK 8 3 マルチ言語サービスの基本機能 4 データベース連携サービス 5 イベントサービス 6 MessageQueueDirector 7 Portable-ORB 8 Webサーバ(Interstage HTTP Server 2.4) 9 セキュア通信サービス 10 シングル・サインオン(業務サーバ) 11 シングル・サインオン(認証サーバ) 12 シングル・サインオン(リポジトリサーバ) 13 Interstageディレクトリサービス 14 Interstage管理コンソール 15 Webサーバコネクタ(Interstage HTTP Server 2.4用) インストールする機能を選択してください。複数選択する場合、“,”で区切って指定してください。[?,??,all,q]:
以降、選択した機能をインストールするための問い合わせが表示されます。
以下の説明を参考にして、インストール情報を設定してください。
CORBAサービスのポート番号を設定します。
CORBAサービスのポート番号を指定してください。(省略: 8002) [?,q]:
Interstage管理コンソールに関する設定を行います。
Interstage管理コンソールのホスト名を指定してください。(省略: host) [?,q]: Interstage管理コンソールのポート番号を指定してください。(省略: 12000) [?,q]: Interstage管理コンソールでSSL暗号化通信を使用するか選択してください。(省略: y) [y,n,q]: Interstage管理コンソールでメッセージマニュアルを使用するか選択してください。(省略: y) [y,n,q]:
注意
SSL暗号化通信を使用しない設定にした場合は、Interstage管理コンソールをアクセスするためのIDやパスワードなどが、ネットワーク上をそのまま流れます。そのため、別途、通信データが傍受されないような対策を実施することを推奨します。
Webサーバ(Interstage HTTP Server 2.4)に関する設定を行います。
Webサーバ(Interstage HTTP Server 2.4)のポート番号を指定してください。(省略: 80) [?,q]:
GlassFish 5に関する設定を行います。
GlassFish 5の管理ユーザーに関する設定を行います。
GlassFish 5の管理ユーザーIDを指定してください。(省略: admin) [?,q]: GlassFish 5の管理者パスワードを8文字以上20文字以下で指定してください。 [?,q]: GlassFish 5の管理者パスワードを確認のため再入力してください。 [?,q]
注意
管理ユーザー名は、255バイト以内で設定してください。なお、管理ユーザー名には半角英数字に加えて以下の文字が使用できます。
- “_”(半角アンダースコア)
- “-”(半角ハイフン)
- “.”(半角ピリオド)
管理者パスワードは8バイト以上、20バイト以内で設定してください。なお、パスワードには半角英数字に加えて以下の文字が使用できます。
- “_”(半角アンダースコア)
- “-”(半角ハイフン)
- “'”(半角アポストロフィー)
- “.”(半角ピリオド)
- “@”(半角アットマーク)
- “+”(半角プラス記号)
GlassFish 5で使用するポート番号を表示します。変更する場合は、y<RETURN>を入力してください。
GlassFish 5のデフォルトポートは以下です。 運用管理用HTTPリスナーポート: 12041 HTTPリスナーポート: 28787 HTTPSリスナーポート: 28888 IIOPポート: 23630 IIOP_SSLポート: 23631 IIOP_MUTUALAUTHポート: 23632 JMX_ADMINポート: 18746 デフォルトのポートを変更しますか?(省略: n) [y,n,q]:
上記の問い合わせでy<RETURN>を入力した場合、GlassFish 5で使用するポート番号を設定します。それぞれ他の機能で設定するポート番号と重複しない1~65535の範囲で指定してください。
GlassFish 5の運用管理用HTTPリスナーポートを指定してください。(省略: 12041) [?,q]: GlassFish 5のHTTPリスナーポートを指定してください。(省略: 28787) [?,q]: GlassFish 5のHTTPSリスナーポートを指定してください。(省略: 28888) [?,q]: GlassFish 5のIIOPポートを指定してください。(省略: 23630) [?,q]: GlassFish 5のIIOP_SSLポートを指定してください。(省略: 23631) [?,q]: GlassFish 5のIIOP_MUTUALAUTHポートを指定してください。(省略: 23632) [?,q]: GlassFish 5のJMX_ADMINポートを指定してください。(省略: 18746) [?,q]:
運用資産格納ディレクトリーを設定します。
GlassFish 5の運用資産格納ディレクトリーを指定してください。(省略: /var/opt/FJSViaps/glassfish5) [?,q]:
注意
省略値から変更する場合は、存在しないディレクトリ、または、配下にファイルやディレクトリが存在しない空ディレクトリを指定してください。ただし、いずれの場合も親ディレクトリは存在する必要があります。
239バイト以内の絶対パス名を設定してください。
半角英数字に加えて以下の半角文字が使用できます。
- “/”(スラッシュ)
パス名の区切り文字です。
- “-”(ハイフン)
- “@”(アットマーク)
- “.”(ピリオド)
- “_”(アンダースコア)
ディレクトリに「/」(ルートディレクトリ)は指定しないでください。
ドメイン管理サーバー(DAS)の自動起動を設定します。
GlassFish 5のドメイン管理サーバー(DAS)を自動起動に設定しますか? (省略: y) [y,n,q]:
続いて、インストール情報が表示されます。設定内容を確認して、インストールを開始してください。