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Interstage List Works V11.0.0 インストールガイド
FUJITSU Software

7.3.1 install.shシェルスクリプトの実行

install.shシェルによるインストール手順を説明します。

マルチユーザモードでインストールする場合は、他のユーザの操作がインストールに影響ないことを確認してください。

インストールを行う場合、スーパユーザになります。

# su -<RETURN>

インストールメディア(2/3)を挿入し、任意のディレクトリ上からDVD-ROMの直下のディレクトリに格納されているinstall.shシェルを実行してください。

# mount -t iso9660 -r /dev/デバイスファイル名 <DVD-ROMマウントディレクトリ> <RETURN> 
# <DVD-ROMマウントディレクトリ>/install.sh <RETURN> 

注意

  • install.sh実行時、インストール画面が表示されるまで、少々時間がかかる場合があります。

  • install.shを実行するコンソール画面上の環境変数LANGが適切に設定されていない場合、英語表示されたり、場合によっては文字化けして表示されたりすることがあります。日本語表示でインストールを行う場合、環境変数LANGに“ja_JP.UTF-8”を設定して、install.shを実行してください。

  • インストールメディア(2/3)をマウントする際の注意事項については、“B.6 製品メディア(DVD-ROM)のマウント方法について”を参照してください。

以下のようにシステムパラメタのチューニングに関する確認メッセージが表示されます。
システムパラメタが適切に設定されていない状態でインストールを実行した場合、本ソフトウェアが正常に動作しないことがありますので注意してください。

Interstage Application Server を正常に動作させるためには、IPC資源を適切にチューニングする必要があります。
IPC資源のチューニングを行っていない場合は、必要資源の見積もり、およびチューニングを実施してからインストールを実行してください。
インストールを開始しますか?(省略: y) [y,n]:

以下のように製品名が表示されます。

+----------------------------------------------------------+
| Interstage Application Server Enterprise Edition V13.1.0 |
|                                                          |
|                      Copyright 1995-2023 Fujitsu Limited |
+----------------------------------------------------------+

上記に続いて表示される以下の対話処理で、インストール方法等を選択し、<RETURN>キーを押してください。

注意

すでに本ソフトウェアの構成パッケージがインストールされている場合、以下の注意が必要です。

  • 以下のメッセージが表示された場合、他製品で同梱される共通パッケージがインストール済であるか、以前にインストールした本ソフトウェアのパッケージが残存している可能性があります。表示されたパッケージを確認し、他製品で同梱される共通パッケージである場合は、“7.2 インストール時の注意事項”または、該当する製品のマニュアルを参照して正しい手順でインストールを行ってください。以前にインストールした本ソフトウェアのパッケージである場合は、パッケージをアンインストールしてから再度インストールしてください。

    必須パッケージ(FJSVisas)を除く、一部のパッケージがインストールされた状態です。
    他の富士通ミドルウェア製品がインストールされている可能性があります。
    <パッケージ名>
    インストール処理を続行しますか?(省略: n) [y,n]:

セキュリティモードを選択してください。省略した場合は、“1: 強化モード”が選択されます。

セキュリティモードを選択してください。(1: 強化モード, 2: 互換モード) (省略: 1) [1,2,q]:

“1: 強化モード”を選択すると、グループ名入力のための問い合わせが表示されます。
“2: 互換モード”を選択すると、サーバタイプの選択の問い合わせが表示されます。

“1: 強化モード”を選択すると、本ソフトウェアの運用コマンドを操作するグループ名を入力してください。システムに存在しないグループ名を指定することはできません。省略した場合は、“root”が選択されます。

Interstage運用コマンドを操作するシステムのグループ名を入力してください。(省略: root) [?,q]:

注意

グループ名に数値を指定した場合、グループ名として有効であるかチェックはされませんので、あらかじめグループ名として有効であることを確認してください。なお、グループ名として有効でない数値を指定した場合、インストールや運用に失敗する場合があります。

インストール方法はカスタムインストールを選択し、2<RETURN>を入力してください。

インストール方法を選択してください。(1: 標準, 2: カスタム) [1,2,q]:

“2: カスタム”を選択すると、以下の問い合わせが表示されます。1<RETURN>を入力して“機能選択”を選択してください。

機能選択またはパッケージ選択を選択してください。(1: 機能選択, 2: パッケージ選択) [1,2,q]:

“1: 機能選択”を選択した場合の対話処理については、“7.3.2 インストールする機能の選択”を参照してください。