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Interstage List Works 帳票保管活用機能トラブルシューティング
FUJITSU Software

A.6.8 リスト管理サーバに接続すると、エラーメッセージが出力される。
「リスト管理サーバと接続できませんでした。ユーザIDまたはパスワードを確認してください。」

[発生するVL]

Windows版全VL

[原因1

接続しようとするユーザIDに、List Worksサーバにおける「ローカルログオン」権限がない。

[対処1

List Worksサーバで、接続しようとするユーザIDに「ローカルログオン」権限を設定してください。

以下の方法で設定します。

なお、以下の方法は、List Worksがメンバーサーバにインストールされている場合の手順です。

ドメインサーバにインストールされている場合は、ドメインコントローラセキュリティポリシーとしてお読みかえください。

■Windows Server 2008/2012/2016/2019/2022の場合

  1. 【スタート】メニューの【すべてのプログラム】-【管理ツール】-【ローカルセキュリティポリシー】より【ローカルセキュリティポリシー】ダイアログボックスを表示します。

    【セキュリティの設定】の【ローカルポリシー】の【ユーザ権利の割り当て】をクリックします。

  2. ウィンドウ右側部分に表示されたポリシーの一覧から、【ローカルログオンを許可する】をダブルクリックして、【ローカルログオンを許可するのプロパティ】ダイアログボックスを表示します。

  3. 一覧に管理者のユーザ名が表示されていない場合は、【ユーザーまたはグループの追加】ボタンをクリックして管理者のユーザ名を追加します。

■Windows Server 2003の場合

  1. 【スタート】メニューの【すべてのプログラム】-【管理ツール】-【ローカルセキュリティポリシー】より【ローカルセキュリティ設定】ダイアログボックスを表示します。

    【セキュリティの設定】の【ローカルポリシー】の【ユーザ権利の割り当て】をクリックします。

  2. ウィンドウ右側部分に表示されたポリシーの一覧から、【ローカルログオンを許可する】をダブルクリックして、【ローカルログオンを許可するのプロパティ】ダイアログボックスを表示します。

  3. 一覧に管理者のユーザ名が表示されていない場合は、【ユーザーまたはグループの追加】ボタンをクリックして管理者のユーザ名を追加します。

■Windows 2000 Serverの場合

  1. 【スタート】メニューの【プログラム】-【管理ツール】-【ローカルセキュリティポリシー】より【ローカルセキュリティ設定】ダイアログボックスを表示します。

    ウィンドウ左側部分の【ツリー】タブから、[セキュリティの設定]-[ローカルポリシー]-[ユーザ権利の割り当て]をクリックします。

  2. ウィンドウ右側部分に表示されたポリシーの一覧から、[ローカルログオン]をダブルクリックして、【ローカルセキュリティポリシーの設定】ダイアログボックスを表示します。

  3. 「適用先」に、ユーザまたはグループを追加してください。


[原因2

≪ユーザ認証先が「このコンピュータが所属するドメイン」もしくは「他のドメイン」の場合≫

ドメイン認証を行っているが、リスト管理サーバの環境設定で、「認証先ドメイン名」が設定されていない。

[対処2

「認証先ドメイン名」を設定してください。設定する場所は以下のとおりです。

V6.0L10の場合:リストナビの【リスト管理サーバオプション】ダイアログボックスの【接続】タブ

V7.0L10以降の場合:【リスト管理サーバ環境設定】ダイアログボックスの【認証】タブ


[原因3

リストナビの【オプション】ダイアログボックスの【接続】タブで指定したユーザIDまたはパスワードに誤りがある。

[対処3

リストナビの【オプション】ダイアログボックスの【接続】タブで指定したユーザIDまたはパスワードを確認してください。


[原因4

OSで設定されているパスワードの有効期限が切れている。

[対処4

新しいパスワードを設定し、再度ログインしてください。


[原因5

≪V6.0L10~V8.0.1の場合のみ≫

OSで設定されているパスワードが、List Worksで設定できるパスワードの上限(半角14文字)を越えていた。

[対処5

OSで設定するパスワードを、半角14文字以内で設定してください。


[原因6

≪ユーザ認証先が「このコンピュータが所属するドメイン」または「他のドメイン」の場合≫

サーバ起動時に、OSがレジストリ情報を正常に取得できないため、ユーザ認証先が既定値である「このコンピュータ」になる。

[対処6

以下の手順で、ドメイン名を設定してください。

■V6.0L10の場合

  1. リストナビの【リスト管理サーバオプション】ダイアログボックスの【接続】タブで、「認証先ドメイン名」を再設定し、【OK】ボタンをクリックします。

  2. 「List Works」サービスを再起動します。

■V7.0L10以降の場合

  1. 【リスト管理サーバ環境設定】ダイアログボックスの【認証】タブで、「認証先ドメイン名」を再設定し、【OK】ボタンをクリックします。

  2. 表示されるメッセージに従って、 メッセージに記載されているサービスを再起動します。