[発生するVL]
Windows版全VL
[原因1]
接続しようとするユーザIDに、List Worksサーバにおける「ローカルログオン」権限がない。
[対処1]
List Worksサーバで、接続しようとするユーザIDに「ローカルログオン」権限を設定してください。
以下の方法で設定します。
なお、以下の方法は、List Worksがメンバーサーバにインストールされている場合の手順です。
ドメインサーバにインストールされている場合は、ドメインコントローラセキュリティポリシーとしてお読みかえください。
■Windows Server 2008/2012/2016/2019/2022の場合
【スタート】メニューの【すべてのプログラム】-【管理ツール】-【ローカルセキュリティポリシー】より【ローカルセキュリティポリシー】ダイアログボックスを表示します。
【セキュリティの設定】の【ローカルポリシー】の【ユーザ権利の割り当て】をクリックします。
ウィンドウ右側部分に表示されたポリシーの一覧から、【ローカルログオンを許可する】をダブルクリックして、【ローカルログオンを許可するのプロパティ】ダイアログボックスを表示します。
一覧に管理者のユーザ名が表示されていない場合は、【ユーザーまたはグループの追加】ボタンをクリックして管理者のユーザ名を追加します。
■Windows Server 2003の場合
【スタート】メニューの【すべてのプログラム】-【管理ツール】-【ローカルセキュリティポリシー】より【ローカルセキュリティ設定】ダイアログボックスを表示します。
【セキュリティの設定】の【ローカルポリシー】の【ユーザ権利の割り当て】をクリックします。
ウィンドウ右側部分に表示されたポリシーの一覧から、【ローカルログオンを許可する】をダブルクリックして、【ローカルログオンを許可するのプロパティ】ダイアログボックスを表示します。
一覧に管理者のユーザ名が表示されていない場合は、【ユーザーまたはグループの追加】ボタンをクリックして管理者のユーザ名を追加します。
■Windows 2000 Serverの場合
【スタート】メニューの【プログラム】-【管理ツール】-【ローカルセキュリティポリシー】より【ローカルセキュリティ設定】ダイアログボックスを表示します。
ウィンドウ左側部分の【ツリー】タブから、[セキュリティの設定]-[ローカルポリシー]-[ユーザ権利の割り当て]をクリックします。
ウィンドウ右側部分に表示されたポリシーの一覧から、[ローカルログオン]をダブルクリックして、【ローカルセキュリティポリシーの設定】ダイアログボックスを表示します。
「適用先」に、ユーザまたはグループを追加してください。
[原因2]
≪ユーザ認証先が「このコンピュータが所属するドメイン」もしくは「他のドメイン」の場合≫
ドメイン認証を行っているが、リスト管理サーバの環境設定で、「認証先ドメイン名」が設定されていない。
[対処2]
「認証先ドメイン名」を設定してください。設定する場所は以下のとおりです。
V6.0L10の場合:リストナビの【リスト管理サーバオプション】ダイアログボックスの【接続】タブ
V7.0L10以降の場合:【リスト管理サーバ環境設定】ダイアログボックスの【認証】タブ
[原因3]
リストナビの【オプション】ダイアログボックスの【接続】タブで指定したユーザIDまたはパスワードに誤りがある。
[対処3]
リストナビの【オプション】ダイアログボックスの【接続】タブで指定したユーザIDまたはパスワードを確認してください。
[原因4]
OSで設定されているパスワードの有効期限が切れている。
[対処4]
新しいパスワードを設定し、再度ログインしてください。
[原因5]
≪V6.0L10~V8.0.1の場合のみ≫
OSで設定されているパスワードが、List Worksで設定できるパスワードの上限(半角14文字)を越えていた。
[対処5]
OSで設定するパスワードを、半角14文字以内で設定してください。
[原因6]
≪ユーザ認証先が「このコンピュータが所属するドメイン」または「他のドメイン」の場合≫
サーバ起動時に、OSがレジストリ情報を正常に取得できないため、ユーザ認証先が既定値である「このコンピュータ」になる。
[対処6]
以下の手順で、ドメイン名を設定してください。
■V6.0L10の場合
リストナビの【リスト管理サーバオプション】ダイアログボックスの【接続】タブで、「認証先ドメイン名」を再設定し、【OK】ボタンをクリックします。
「List Works」サービスを再起動します。
■V7.0L10以降の場合
【リスト管理サーバ環境設定】ダイアログボックスの【認証】タブで、「認証先ドメイン名」を再設定し、【OK】ボタンをクリックします。
表示されるメッセージに従って、 メッセージに記載されているサービスを再起動します。