[詳細]
以下のどちらかのメッセージ画面が表示される。
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[発生するVL]
Windows版全VL、Solaris版全VL、Linux版全VL
[原因1]
≪Windows版のみ≫
WebゲートウェイサーバのWindows ファイアウォールが有効の場合、List Worksで使用するポートがブロックされる。
[対処1]
WebゲートウェイサーバのWindows ファイアウォールの設定を確認してください。
Windows ファイアウォールの設定が「有効」の場合は、“付録B Windowsファイアウォールの設定”を参照し、Webゲートウェイサーバが使用するポート番号を「例外」、「受信の規則」または「送信の規則」として設定します。「無効」の場合は、設定不要です。
「例外」、「受信の規則」または「送信の規則」として設定するポート番号は、以下のとおりです。なお、Webゲートウェイサーバの既定値は「80」です。
■Windows Server 2022の場合
Interstage Application Serverをインストールしたときに設定した、Webゲートウェイサーバ(Interstage HTTP Server 2.4)のポート番号を「受信の規則」に指定してください。
■Windows Server 2012/2016/2019の場合
WWWサーバにIISを使用する場合
以下のポートが「規則の有効化」に設定されていることを確認します。
【セキュリティが強化されたWindows ファイアウォール】画面の左側に表示されている一覧から「受信の規則」を選択し、画面の中央に表示される「名前」の一覧から、以下のポートを確認します。
SSLを導入している場合
「World Wide Web サービス(HTTPS)」
SSLを導入していない場合
「World Wide Web サービス(HTTP)」
WWWサーバにInterstage HTTP Serverを使用する場合
Interstage Application Serverをインストールしたときに設定した、Webゲートウェイサーバ(Interstage HTTP Server)のポート番号を「受信の規則」に指定してください。
WWWサーバにInterstage HTTP Server 2.2を使用する場合
Interstage Application Serverをインストールしたときに設定した、Webゲートウェイサーバ(Interstage HTTP Server 2.2)のポート番号を「受信の規則」に指定してください。
WWWサーバにInterstage HTTP Server 2.4を使用する場合
Interstage Application Serverをインストールしたときに設定した、Webゲートウェイサーバ(Interstage HTTP Server 2.4)のポート番号を「受信の規則」に指定してください。
■Windows Server 2008 R2の場合
WWWサーバにIISを使用する場合
以下のポートが「規則の有効化」に設定されていることを確認します。
【セキュリティが強化されたWindows ファイアウォール】画面の左側に表示されている一覧から「受信の規則」を選択し、画面の中央に表示される「名前」の一覧から、以下のポートを確認します。
SSLを導入している場合
「World Wide Web サービス(HTTPSトラフィック)」
SSLを導入していない場合
「World Wide Web サービス(HTTPトラフィック)」
WWWサーバにInterstage HTTP Serverを使用する場合
Interstage Application Serverをインストールしたときに設定した、Webゲートウェイサーバ(Interstage HTTP Server)のポート番号を「受信の規則」に指定してください。
■Windows Server 2008の場合
WWWサーバにIISを使用する場合
以下のポートがチェックされていることを確認します。
SSLを導入している場合
「World Wide Web サービス(HTTPS)」
SSLを導入していない場合
「World Wide Web サービス(HTTP)」
WWWサーバにInterstage HTTP Serverを使用する場合
Interstage Application Serverをインストールしたときに設定した、Webゲートウェイサーバ(Interstage HTTP Server)のポート番号を指定してください。
■Windows Server 2003の場合
WWWサーバにIISを使用する場合
IISのポート番号の設定を確認し、指定してください。
WWWサーバにInterstage HTTP Serverを使用する場合
Interstage Application Serverをインストールしたときに設定した、Webゲートウェイサーバ(Interstage HTTP Server)のポート番号を指定してください。
[原因2]
WWWサーバで使用しているポート番号が、他のソフトウェアが使用しているポート番号と重複している。
[対処2]
WWWサーバのポート番号には、重複していないポート番号を指定してください。
Linux版V10.4.0(List Works拡張パッケージ)でInterstage Application Serverを利用しない運用の場合
Web連携の環境設定ファイル(ListGateway.propertiesファイル)で、「http.listen.port」に重複しないポート番号を設定してください。
Web連携の環境設定ファイル(ListGateway.propertiesファイル)は、「/opt/FJSVlw-gw/property」配下に格納されています。
Interstage List Worksが提供するInterstage Application Server相当の機能を利用している場合
WWWサーバに「Interstage HTTP Server」を使用している場合
“WWWサーバに「Interstage HTTP Server」を使用している場合のポート番号変更手順”でWWWサーバのポート番号を変更します。
WWWサーバに「Interstage HTTP Server 2.2」を使用している場合
“WWWサーバに「Interstage HTTP Server 2.2」を使用している場合のポート番号変更手順”でWWWサーバのポート番号を変更します。
WWWサーバに「Interstage HTTP Server 2.4」を使用している場合
“WWWサーバに「Interstage HTTP Server 2.4」を使用している場合のポート番号変更手順”でWWWサーバのポート番号を変更します。
別途購入したInterstage Application Serverを利用している場合
WWWサーバのポート番号の変更については、ご使用になっているWWWサーバのマニュアルを参照してください。
「Interstage HTTP Server 2.4」サービスを停止します。
以下に格納されているhttpd.confをテキストエディタで開きます。
[Interstage Application Serverのインストール先]\F3FMahs\conf\httpd.conf
ディレクティブ「Listen」の値に、ポート番号を指定します。
httpd.confを保存してテキストエディタを閉じます。
「Interstage HTTP Server 2.4」サービスを起動します。
「Interstage HTTP Server 2.2」サービスを停止します。
以下に格納されているhttpd.confをテキストエディタで開きます。
[Interstage Application Serverのインストール先]\F3FMahs\conf\httpd.conf
ディレクティブ「Listen」の値に、ポート番号を指定します。
httpd.confを保存してテキストエディタを閉じます。
「Interstage HTTP Server 2.2」サービスを起動します。
Webゲートウェイサーバがインストールされているサーバ機において、以下の手順でInterstage管理コンソールを起動します。
Windows版List Works V9.0.1の場合
【スタート】メニューの【Interstage】-【Interstage Web Server】-【Interstage管理コンソール】を選択します。
上記以外のWindows版List Worksの場合
【スタート】メニューの【Interstage】-【Application Server】-【Interstage管理コンソール】を選択します。
Solaris版またはLinux版V9/V10.4.0(List Works)の場合
Webブラウザ(*1)にWebゲートウェイサーバがインストールされているサーバのInterstage管理コンソールのURLを入力します。
管理者権限のあるユーザでログインします。
左側のフォルダツリーで、【サービス】の「+」をクリックして表示される【Webサーバ】をクリックします。
→Interstage Application Server V8以前の場合は、画面の右側に「Webサーバ : 状態」が表示されます。
→Interstage Application Server V9以降の場合は、画面の右側に「Webサーバ : 一覧」が表示されます。
「Webサーバ : 一覧」から「FJapache」をクリックすると「FJapache : 状態」が表示されます。
【停止】ボタンをクリックします。
→「状態」が停止になります。
【環境設定】タブをクリックします。
→「Webサーバ : 環境設定」または「FJapache : 環境設定」が表示されます。
【詳細設定 [表示]】をクリックします。
→詳細設定の画面が表示されます。
「簡易設定」の【ポート番号】のWWWサーバのポート番号を変更し、【適用】ボタンをクリックします。
【状態】タブをクリックします。
→「Webサーバ : 状態」または「FJapache : 状態」が表示されます。
【起動】ボタンをクリックします。
→「状態」が起動になります。
Interstage管理コンソールからログアウトします。
*1)Interstage管理コンソールが使用できるWebブラウザは、Interstage Application Serverのバージョンによって、異なります。以下を参照してください。
List Worksが提供しているInterstage Application Server相当の機能を利用している場合は、“Interstage Application Server インストールガイド (List Works編)”
Interstage Application Serverを別途購入した場合は、購入されたInterstage Application Serverのマニュアル