SMTP認証パスワード設定コマンドは、パスワードの管理環境の作成と削除、SMTPサーバごとのパスワードを設定します。
SMTP認証パスワード設定コマンドの機能を以下に示します。
各機能はコマンドオプションで指定し、各オプションを同時に指定できません。
各オプションが同時に指定された場合、同じオプションが複数回指定された場合、またはオプションが指定されていない場合は、異常終了します。
環境作成機能
SMTP認証パスワードの管理環境を作成します。
パスワード設定機能
SMTPサーバごとにSMTP認証パスワードを設定します。
環境削除機能
作成したSMTP認証パスワードの管理環境を削除します。
各機能の詳細は、“2.6.2 環境作成機能”“2.6.3 パスワード設定機能”“2.6.4 環境削除機能”を参照してください。
正常終了
異常終了
List Creatorインストールディレクトリ\bin
/opt/FJSVedoc/bin
実行に必要な権限
コマンド実行ユーザーは、Administrators権限・システム管理者権限が必要です。
実行時の排他制御
コマンドを同時に複数実行した場合は異常終了になります。
異常終了時
異常終了時には、標準エラー出力とログファイルに異常終了に関する情報を出力します。
エラーメッセージについては、以下を参照してください。
運用例とその流れは以下のとおりです。
lcmlfsetpasswdの環境作成機能で、識別用文字列を設定します。
lcmlfsetpasswdのパスワード設定機能で、SMTPサーバセクション設定名、SMTP認証パスワードを設定します。
設定を有効にするために、PDFメール配信サービスを起動します。
メール送信依頼を実行します。