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Interstage List Creator V11.1.0 PDF変換機能編

2.6.1 SMTP認証パスワード設定コマンド(lcmlfsetpasswd)

SMTP認証パスワード設定コマンドは、パスワードの管理環境の作成と削除、SMTPサーバごとのパスワードを設定します。

機能説明

SMTP認証パスワード設定コマンドの機能を以下に示します。

各機能はコマンドオプションで指定し、各オプションを同時に指定できません。

各オプションが同時に指定された場合、同じオプションが複数回指定された場合、またはオプションが指定されていない場合は、異常終了します。

  • 環境作成機能

    SMTP認証パスワードの管理環境を作成します。

  • パスワード設定機能

    SMTPサーバごとにSMTP認証パスワードを設定します。

  • 環境削除機能

    作成したSMTP認証パスワードの管理環境を削除します。

各機能の詳細は、“2.6.2 環境作成機能”“2.6.3 パスワード設定機能”“2.6.4 環境削除機能”を参照してください。

復帰値
0:

正常終了

1:

異常終了

コマンド格納場所
Windows

List Creatorインストールディレクトリ\bin

Linux

/opt/FJSVedoc/bin

特記事項
  • 実行に必要な権限

    コマンド実行ユーザーは、Administrators権限・システム管理者権限が必要です。

  • 実行時の排他制御

    コマンドを同時に複数実行した場合は異常終了になります。

  • 異常終了時

    異常終了時には、標準エラー出力とログファイルに異常終了に関する情報を出力します。

    エラーメッセージについては、以下を参照してください。

    ⇒“2.6.6 SMTP認証パスワード設定コマンドエラーメッセージ一覧

  • 運用例とその流れは以下のとおりです。

    1. lcmlfsetpasswdの環境作成機能で、識別用文字列を設定します。

    2. lcmlfsetpasswdのパスワード設定機能で、SMTPサーバセクション設定名、SMTP認証パスワードを設定します。

    3. 設定を有効にするために、PDFメール配信サービスを起動します。

    4. メール送信依頼を実行します。