帳票ミドルウェアとのシームレスな連携により、コンパクトで高速なPDF生成を実現しています。
また、PDFファイル情報としてタイトル/サブタイトル/作成者の設定が行えるため、作成したPDFファイルの用途や目的を明確にしておくことができます。
しおりの作成、しおりの表示により、大量ページのPDFファイルの検索性が向上されます。
Acrobatのツールバー/メニューバー/タイトルバーの表示/非表示機能や、初期表示ページの指定やページ表示倍率の指定など、運用に応じたAcrobatの表示スタイルをあらかじめPDF中に指定することが可能です。
PDFファイルの出力を目的とする場合、印刷アプリケーションからList Creatorを呼び出すことによって、「PDF変換機能」を利用することができます。
図1.2にList CreatorとしてのPDF変換機能の基本運用形態を示します。
次に、基本運用形態について具体的に説明します。
図1.2 基本運用形態によるPDFファイル出力の具体例
帳票定義情報をアプリケーションサーバ/帳票出力サーバ上に配置します。
アプリケーションを実行すると、データファイルにList Creatorの入力となるデータが作成されます。
アプリケーションは、List Creatorの帳票出力を実行します。
List Creatorの帳票出力については、以下のマニュアルを参照してください。
List Creator 帳票出力インタフェース使用時
オンラインマニュアル“アプリケーション作成ガイド”
COBOLアプリケーション連携機能使用時
オンラインマニュアル“COBOLアプリケーション連携機能編”
List Creatorは、2の入力データを1で配置した帳票定義情報にしたがって出力(PDFファイル出力)します。