●Javaインタフェース使用時の注意事項
JavaインタフェースのJarファイル(fjoajif.jar、fjoaweb.jarなど)を複写して使用しないでください。例えば、サーブレット・コンテナごとにJarファイルを複写した場合、動作保証できません。
必ず、CLASSPATHを指定して利用してください。
JavaインタフェースはList Creatorがインストールされているアプリケーションサーバで使用します。
Javaアプレットのように、クライアントにアプリケーションを配布して使用する形態で使用することはできません。
Formsクラス、FormsFileクラス、FormsStreamクラス、およびPrintFormクラスの各メソッドの呼び出し時にConnectorExceptionが発生した場合、Formsオブジェクト、FormsFileオブジェクト、FormsStreamオブジェクトは無効になります。その場合、Formsクラス、FormsFileクラス、FormsStreamクラスのcleanupメソッドを呼び出して、Javaインタフェースが使用している資源をいったん解放してください。
XMLデータを使用する場合は、Formsクラスは使用できません。FormsStreamクラスまたはFormsFileクラスを使用してください。
ファイル名、ファイルの格納先の指定に関する注意事項については、以下を参照してください。
帳票などのファイル名に半角英数字以外(全角文字および半角カナ文字)は指定できません。
ただし、アプリケーションサーバがSolarisの場合は、以下の文字も指定できます。
JIS 非漢字・第一水準漢字・第二水準漢字
ただし、JIS 非漢字の以下の文字は出力できません。
「\」、「~」、「∥」、「-」、「¢」、「£」、「¬」
Javaインタフェースを利用して作成したアプリケーションは、ネイティブスレッドモードでのみ動作します。
グリーンスレッドモードで動作させようとした場合、Javaインタフェースを呼び出したJavaアプリケーションがハングアップしたり、例外が発生したりします。
スレッドオプションを指定するには、環境変数THREADS_FLAGを以下のように指定してください。
THREADS_FLAG=native |
各クラスの各メソッドは、内部的にsetFileTypeメソッドで指定した文字コード系(setFileTypeメソッドを省略した場合は、環境変数LANGおよび環境変数OA_EUCTYPEで指定した文字コード系)に変換されるため、指定した文字コード系の範囲で指定してください。
FormsクラスのpushRecordメソッド以外のメソッド、Formsクラス以外のクラスの各メソッドは、内部的にShift-JISに変換されるため、Shift-JISの文字コードの範囲で指定してください。Shift-JISに存在しない文字を指定すると、縮退が発生します。その場合、代替文字「_」または「_」で出力されます。
●リモート帳票出力時の注意事項
以下に、リモート帳票出力時の注意事項について示します。
リモート帳票出力機能の環境構築や運用に関する注意事項については、オンラインマニュアル“環境設定・帳票運用編”のリモート帳票出力時の留意事項についての記載を参照してください。
アプリケーションサーバから帳票を転送したときに、処理中にエラーになった場合、転送先の帳票は保証できません。再度、リモート帳票出力を行ってください。
ネットワークの高負荷、ネットワーク経路が切断された、またはネットワークハード異常などが発生した場合、最大30分後にエラーとなります。
この場合、以下のいずれかの例外が通知されます。
例外ConnectorException(エラーコード「 OAJC_ERROR_REMOTEEXCEPTION」)が発生し、詳細情報として例外RemoteException(エラーコード 「PRSA_ERROR_TRANS_NETWORKS_PATH」)が通知されます。
例外RemoteException(エラーコード 「PRSA_ERROR_TRANS_NETWORKS_PATH」)が通知されます。
帳票出力サーバとのネットワーク経路に問題がないか、またはネットワークハード異常が発生していないかを確認してください。
リモート帳票出力を行う場合、帳票出力サーバ上ではJavaアプリケーションを実行したユーザの権限で動作します。帳票出力サーバ上でもJavaアプリケーションを実行したユーザの権限で動作できるように、アプリケーションサーバと帳票出力サーバとで、同一ユーザ名・パスワードのアカウントを設定しておいてください。
また、帳票出力サーバのユーザ名・パスワードを、アプリケーションサーバ上でリモート帳票出力ユーザとして登録しておいてください。
prsetpasswdコマンドで登録したユーザの権限で動作できるようにする場合、または以下の運用を行う場合、リモート帳票出力を行う前に、アプリケーションサーバ上でprsetpasswdコマンドを使用して、リモート帳票出力ユーザを設定してください。
SYSTEMアカウントで動作するサービスプロセスからリモート帳票出力を行う場合
ファイアウォールやルータにより445/tcpポート(microsoft-ds (*1))をブロックしている場合
*1:
ダイレクト・ホスティングSMBサービスの通信に使われるポート番号で、ファイルとプリンタの共有やリモート管理などに利用されます。
リモート帳票出力により帳票を出力する場合、1台の帳票出力サーバに対して同時に通信できるプロセス数は合わせて50個までです。1台のアプリケーションサーバに対して帳票出力サーバが複数台存在する場合は、それぞれの帳票出力サーバに対して50個まで(帳票出力サーバ台数×50個まで)同時に通信することができます。また、1台の帳票出力サーバに対して、アプリケーションサーバが複数台存在する場合はそれぞれのアプリケーションサーバから同時に通信するプロセス数の合計が50個まで通信可能となります。51個目以降の帳票出力処理は、中断される場合があります。
この場合、以下のいずれかの例外が通知されます。
例外ConnectorException(エラーコード「 OAJC_ERROR_REMOTEEXCEPTION」)が発生し、詳細情報として例外RemoteException(エラーコード 「PRSA_ERROR_TRANS_BUSY」)が通知されます。
例外RemoteException(エラーコード 「PRSA_ERROR_TRANS_BUSY」)が通知されます。
リモート帳票出力を連続して実行する場合は、必要に応じて再度リモート帳票出力を行ってください。
リモート帳票出力を行う場合、帳票出力サーバ上ではJavaアプリケーションを実行したユーザの権限で動作します。Javaアプリケーションを実行するアプリケーションサーバと帳票を出力する帳票出力サーバとで、同一ユーザのアカウントを設定しておいてください。
1台の帳票出力サーバで同時に処理できるプロセス数は、50個までです。51個目以降の帳票出力処理は、中断される場合があります。
この場合、以下のいずれかの例外が発生します。
例外ConnectorException(エラーコード「 OAJC_ERROR_REMOTEEXCEPTION」)が発生し、詳細情報として例外RemoteException(エラーコード 「PRSA_ERROR_TRANS_BUSY」)が通知されます。
例外RemoteException(エラーコード 「PRSA_ERROR_TRANS_BUSY」)が発生します。
リモート帳票出力を連続して行う場合は、必要に応じて再度リモート帳票出力を行ってください。
●コネクタ連携時の注意事項
コネクタ連携機能の環境構築や運用に関する注意事項については、オンラインマニュアル“環境設定・帳票運用編”のコネクタ連携時の注意事項についての記載を参照してください。
コネクタ連携時の注意事項を以下に示します。
コネクタ連携機能により帳票を出力する場合、1台の帳票出力サーバで同時に処理できるプロセス数は環境設定に依存します。環境設定で設定した個数以降の帳票出力処理は中断される場合があります。コネクタ連携機能を連続して実行する場合は、必要に応じて再度コネクタ連携機能を実行してください。