Charset Manager の資源配付機能を利用している場合、対処が必要です。
資源管理サーバのコンピューター名を変更した場合、Charset Managerの資源配付機能の設定情報を変更する必要があります。変更しないと、正しく配付できなかったり、配付状況集結ログが収集できなかったりします。
以下の手順を実施します。
資源管理サーバで、配付環境設定コマンドを実行します。
インストールディレクトリ\JPMAN\f5atvini.exe /M
部門サーバで、配付環境設定コマンドを実行します。「資源管理サーバ名」としてコンピューター名を指定していた場合に必要です。
【Windowsの場合】
インストールディレクトリ\JPAGE\f5atvini.exe /A /S 資源管理サーバ名
【Solaris/Linuxの場合】
/etc/opt/FSUNadj/JPAGE/bin/qgfvini /S 資源管理サーバ名
その後、デーモンを再起動します。
参照
再起動の方法については、以下を参照してください。
"Charset Manager 使用手引書 日本語資源適用編"の"2.1.1 Charset Managerの資源配付の設定"
システム構成が資源管理サーバとクライアントの2階層の場合、クライアントにおいて、日本語資源取出し環境の設定の[配付元サーバ情報]に指定している資源管理サーバのコンピューター名を変更します。
部門サーバのコンピューター名を変更した場合、Charset Managerの資源配付機能の設定情報を変更する必要があります。以下を実施してください。
資源管理サーバにおいて、日本語資源管理の[サーバグループの設定]の配付先サーバとしてコンピューター名を設定している場合、変更します。
また、Charset Converterのコード変換ポリシー配付コマンド(V9.1.0以降)を利用している場合には、Converter設定ファイルに設定されている"ポリシーセット名.Destinations"に記載してあるサーバ名/IPアドレスの変更も必要です。
参照
“システム構築ガイド コンバーター編”の“2.1 システム構築前の準備”
部門サーバにおいて、以下を実施します。
Windowsの場合
以下のサービスを再起動します。
Charset Manager Transfer Service
Solaris/Linuxの場合
デーモンを再起動します。
参照
再起動の方法については、以下を参照してください。
-“Charset Manager 使用手引書 日本語資源適用編”の“2.1.1 Charset Managerの資源配付の設定”
クライアントにおいて、日本語資源取出し環境の設定の[配付元サーバ情報]にコンピューター名を指定している場合、変更します。
日本語資源運用の場合
Charset Managerの資源配付機能を利用している場合には対処が必要です。“5.1.1.1 【QACMR00001】運用中に資源管理サーバのコンピューター名 を変更した場合の対処方法を教えてください。”を参照し、コンピューター名の代わりにIPアドレスを指定している箇所について変更してください。
印刷資源運用の場合
以下の対処を実施してください。
資源管理サーバでの操作
以下の格納場所にあるサーバ情報ファイル(rsvinf.rif)に記載されているIPアドレスを変更します。
[インストールディレクトリ]\adj_manager
部門サーバでの操作
以下の格納場所にあるサーバ情報ファイル(rsvinf.rif)に記載されているIPアドレスを変更します。
【Windowsの場合】
[管理ディレクトリ]\res_agent\resinf
【SolarisまたはLinuxの場合】
[インストールディレクトリ]/usr/etc
日本語資源運用の場合
Charset Managerの資源配付機能を利用している場合には対処が必要です。“5.1.1.2 【QACMR00002】運用中に部門サーバのコンピューター名を変更した場合の対処方法を教えてください。”を参照し、コンピューター名の代わりにIPアドレスを指定している箇所について変更してください。
印刷資源運用の場合
対処は不要です。
インストールした製品を確認する
|
インストールした製品のバージョンを確認する
<Windowsの場合>
[コントロールパネル]から、以下の機能を起動します。
[プログラムと機能]
[プログラムと機能]ウィンドウの下部にバージョン情報が表示されます。
<Solarisの場合>
以下のコマンドを実行します。
# pkginfo -l FSUNadj # pkginfo -l FSUNiconv
<Linuxの場合>
以下のコマンドを実行します。
# rpm -qi FSUNadj # rpm -qi FSUNiconv
運用形態を確認する
<インストールされている製品がCharset Manager-MまたはCharset Manager-Aの場合>
[プログラム]-[Charset Manager Standard Edition]に含まれるメニューを確認します。
[印刷資源管理]および[印刷資源適用]がある場合には、印刷資源運用サーバ
[印刷資源管理]および[印刷資源適用]がない場合には、日本語資源運用サーバ
<インストールされている製品がCharset Manager-CLの場合>
[Charset-入力アシスト]がインストールされていない場合には、クライアント
[Charset-入力アシスト]がインストールされている場合には、クライアント(入力機能付き)
オプションコンポーネントのインストール状況を確認する
コンポーネントの追加と削除の手順でインストール状況を確認することができます。詳しくは、“Charset Manager インストールガイド”の“第2章 コンポーネントの追加と削除”を参照してください。
[複数ユーザで外字ファイルを共通にする]の設定を確認する
[プログラム]-[スタートアップ]に「外字ファイル関連付けコマンド」が登録されている場合には、複数ユーザで外字ファイルを共通にする設定がされています。