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Interstage Charset ManagerStandard Edition V10 トラブルシューティング

5.1.1 共通

5.1.1.1 【QACMR00001】運用中に資源管理サーバのコンピューター名 を変更した場合の対処方法を教えてください。

対処

Charset Manager の資源配付機能を利用している場合、対処が必要です。

資源管理サーバのコンピューター名を変更した場合、Charset Managerの資源配付機能の設定情報を変更する必要があります。変更しないと、正しく配付できなかったり、配付状況集結ログが収集できなかったりします。

以下の手順を実施します。

  • 資源管理サーバで、配付環境設定コマンドを実行します。

    インストールディレクトリ\JPMAN\f5atvini.exe /M
  • 部門サーバで、配付環境設定コマンドを実行します。「資源管理サーバ名」としてコンピューター名を指定していた場合に必要です。

    【Windowsの場合】

    インストールディレクトリ\JPAGE\f5atvini.exe /A /S 資源管理サーバ名

    【Solaris/Linuxの場合】

    /etc/opt/FSUNadj/JPAGE/bin/qgfvini /S 資源管理サーバ名

    その後、デーモンを再起動します。

    参照

    再起動の方法については、以下を参照してください。

    • "Charset Manager 使用手引書 日本語資源適用編"の"2.1.1 Charset Managerの資源配付の設定"

  • システム構成が資源管理サーバとクライアントの2階層の場合、クライアントにおいて、日本語資源取出し環境の設定の[配付元サーバ情報]に指定している資源管理サーバのコンピューター名を変更します。

5.1.1.2 【QACMR00002】運用中に部門サーバのコンピューター名を変更した場合の対処方法を教えてください。

対処

部門サーバのコンピューター名を変更した場合、Charset Managerの資源配付機能の設定情報を変更する必要があります。以下を実施してください。

  • 資源管理サーバにおいて、日本語資源管理の[サーバグループの設定]の配付先サーバとしてコンピューター名を設定している場合、変更します。

    また、Charset Converterのコード変換ポリシー配付コマンド(V9.1.0以降)を利用している場合には、Converter設定ファイルに設定されている"ポリシーセット名.Destinations"に記載してあるサーバ名/IPアドレスの変更も必要です。

    参照

    “システム構築ガイド コンバーター編”の“2.1 システム構築前の準備”

  • 部門サーバにおいて、以下を実施します。

    • Windowsの場合

      以下のサービスを再起動します。

      Charset Manager Transfer Service

    • Solaris/Linuxの場合

      デーモンを再起動します。

      参照

      再起動の方法については、以下を参照してください。

      -“Charset Manager 使用手引書 日本語資源適用編”の“2.1.1 Charset Managerの資源配付の設定”

  • クライアントにおいて、日本語資源取出し環境の設定の[配付元サーバ情報]にコンピューター名を指定している場合、変更します。

5.1.1.3 【QACMR00003】運用中に資源管理サーバのIPアドレスを変更した場合の対処方法を教えてください。

対処
  • 日本語資源運用の場合

    Charset Managerの資源配付機能を利用している場合には対処が必要です。“5.1.1.1 【QACMR00001】運用中に資源管理サーバのコンピューター名 を変更した場合の対処方法を教えてください。”を参照し、コンピューター名の代わりにIPアドレスを指定している箇所について変更してください。

  • 印刷資源運用の場合

    以下の対処を実施してください。

    • 資源管理サーバでの操作

      以下の格納場所にあるサーバ情報ファイル(rsvinf.rif)に記載されているIPアドレスを変更します。

      [インストールディレクトリ]\adj_manager

    • 部門サーバでの操作

      以下の格納場所にあるサーバ情報ファイル(rsvinf.rif)に記載されているIPアドレスを変更します。

      【Windowsの場合】

      [管理ディレクトリ]\res_agent\resinf

      【SolarisまたはLinuxの場合】

      [インストールディレクトリ]/usr/etc

5.1.1.4 【QACMR00004】運用中に部門サーバのIPアドレスを変更した場合の対処方法を教えてください。

対処

5.1.1.5 【QACMR00005】インストールされているCharset Managerの環境を確認する方法を教えてください。

対処
  • インストールした製品を確認する

    1. [コントロールパネル]から、以下の機能を起動します。

      [プログラムと機能]

    2. 表示されている製品名を確認します。

      [Charset Manager Standard Edition]の場合、Charset Manager-M

      [Charset Manager Standard Edition Agent]の場合、Charset Manager-A

      [Charset Manager Standard Edition Client]の場合、Charset Manager-CL

  • インストールした製品のバージョンを確認する

    <Windowsの場合>

    1. [コントロールパネル]から、以下の機能を起動します。

      [プログラムと機能]

    2. [プログラムと機能]ウィンドウの下部にバージョン情報が表示されます。

    <Solarisの場合>

    以下のコマンドを実行します。

    # pkginfo -l FSUNadj
    # pkginfo -l FSUNiconv

    <Linuxの場合>

    以下のコマンドを実行します。

    # rpm -qi FSUNadj
    # rpm -qi FSUNiconv
  • 運用形態を確認する

    <インストールされている製品がCharset Manager-MまたはCharset Manager-Aの場合>

    [プログラム]-[Charset Manager Standard Edition]に含まれるメニューを確認します。

    • [印刷資源管理]および[印刷資源適用]がある場合には、印刷資源運用サーバ

    • [印刷資源管理]および[印刷資源適用]がない場合には、日本語資源運用サーバ

    <インストールされている製品がCharset Manager-CLの場合>

    • [Charset-入力アシスト]がインストールされていない場合には、クライアント

    • [Charset-入力アシスト]がインストールされている場合には、クライアント(入力機能付き)

  • オプションコンポーネントのインストール状況を確認する

    コンポーネントの追加と削除の手順でインストール状況を確認することができます。詳しくは、“Charset Manager インストールガイド”の“第2章 コンポーネントの追加と削除”を参照してください。

  • [複数ユーザで外字ファイルを共通にする]の設定を確認する

    [プログラム]-[スタートアップ]に「外字ファイル関連付けコマンド」が登録されている場合には、複数ユーザで外字ファイルを共通にする設定がされています。