以下の原因が考えられます。
変換元のコード系を誤って指定している。
エディタで表示可能なコード系に変換されていない。
それぞれ以下の対処を行ってください。
正しい変換元のコード系を指定してください。
変換先コード系をエディタの表示コード系に合わせてください。
Interstage Application Server V9.1以降では、Unicodeのデータを変換する場合に、Charset Managerのバージョンによって以下のようなパターンで標準コード変換を呼び出します。
Charset Manager V9.0以前の場合、"UCS2"を指定
Charset Manager V9.1以降の場合、"UTF16"を指定
このため、コードの対応定義を行う場合には、それぞれの場合で以下のキーワードを指定する必要があります。
Charset Manager V9.0以前の場合、"UCS2"を指定
Charset Manager V9.1以降の場合、"UCS4"を指定
上記の組み合わせを確認し、正しいキーワード値を指定して対応定義を行ってください。
以下の原因が考えられます。
旧マシンで対応定義を行っている場合、旧マシンの文字コード変換テーブルを移行していない。
旧マシンでの運用が、日本語資源管理から資源を配付・適用して運用している場合、新マシンへ移行後に資源を配付・適用していない。
旧マシンで変換仕様を変更している場合、新マシンでも変換仕様を合わせていない。
それぞれ以下の対処を行ってください。
旧マシンから以下のファイルを退避し、新マシンに復元してください。
Windowsの場合
インストールディレクトリ\ADJUST\DATA\USRTBL
WindowsからSolaris/Linuxに復元する場合、USRTBLのファイル名は小文字にしてください。
Solaris/Linuxの場合
/etc/opt/FSUNadj/DATA/usrtbl
日本語資源管理から各マシンへ資源を配付・適用してください。
参照
“Charset Manager 使用手引書 日本語資源管理編”の“第6章 業務の資源の配付”
“Charset Manager 使用手引書 日本語資源適用編”の“第2章 部門サーバでの日本語資源適用” 、"第3章 クライアントでの日本語資源適用"
以下の対処を実施してください。
Windowsの場合
旧マシンで変換仕様変更ユーティリティ(インストールディレクトリ\ADJUST\f3cedfch.exe)を実行し、設定されている内容と同じ設定を新マシンでも行ってください。
Solaris/Linuxの場合
旧マシンで設定されているICONVの環境変数と同じ設定を新マシンでも設定してください。
参照
“Charset Manager 使用手引書 標準コード変換機能編”の“4.2 環境変数(UNIX系)”