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Interstage Charset ManagerStandard Edition V10 トラブルシューティング

2.3.7 Centric Managerによる配付のトラブル

2.3.7.1 【TRJPD00031】Centric Managerを利用して日本語資源を配付し、サービスによる外字の自動適用を行うと、失敗します。

原因

Centric Manager 資源配付機能の、サービスのログオンアカウントが「LocalSystem」などのユーザプロファイルを持たないアカウントになっていると、外字の適用でエラーが発生します。

対処

ログオンアカウントが「LocalSystem」である場合には、外字を使用するユーザアカウントに変更してください。

2.3.7.2 【TRJPD00032】Centric Managerを使用した外字の一括配付で、配付先システムのADJUSTでエラーが発生するため外字の適用ができません。

原因

配付先システムで外字ファイルが関連付けされていません。

対処

ADJUSTのバージョンレベルがV2.1L30以前である場合、配付先システムで外字ファイルが関連付けされていることを確認してください。ADJUST V2.1L30以前で外字の移入を行う場合、事前にシステムの外字エディタを使用して外字フォントの関連付けを行う必要があります。

上記以外の場合で日本語資源適用、ADJUSTでエラーが発生する時は、外字連携機能のコマンドの復帰コードを採取しエラーの内容を確認後、解決できない場合は、弊社技術員へご連絡ください。

参照

外字連携機能(コマンド)の復帰コードの意味は、以下を参照してください。

  • “Charset Manager 使用手引書 日本語資源適用編”の“付録A 日本語資源適用のコマンドインターフェイス”

2.3.7.3 【TRJPD00033】日本語資源管理でCentric Managerに資源を登録すると、世代識別名(世代識別番号)が自動で以前の番号を引き継いでしまいます。

原因

仕様です。

Charset Managerは、内部で世代識別番号を管理しており、Centric Managerに資源を登録する際に、前回番号+1の番号を設定します。

対処

Charset Managerでは世代識別番号を変更する手段がないため、世代識別番号を初期化することはできません。

2.3.7.4 【TRJPD00036】WindowsのスタートアップにCentric Managerクライアント機能を登録していますが、ログオン時に外字が適用されません。

原因

Centric Managerの資源配付により起動される外字適用コマンドは、Windowsシステムのログオン処理が完了しないと外字の適用に失敗する場合があります。

対処

Windowsシステムのログオン処理が完了してから、外字適用コマンドが起動されるように、コマンドの開始を遅らせてください。 (例:timeoutコマンドで一定の時間待機させてから実行するなど)