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ETERNUS SF Express 16.9A / Storage Cruiser 16.9A / AdvancedCopy Manager 16.9A 概説書
FUJITSU Storage

4.2 構成管理

接続状態の管理

装置間の物理接続の状態を、Webコンソールに表示します。各装置の部品(例えば、ファイバーチャネルスイッチのポート)の接続先を把握できます。また、ストレージ装置内とサーバの関係を関連付けてWebコンソールに表示することで、全体構成を把握できます。

アクセスパスの管理

サーバノード、ファイバーチャネルスイッチ、ストレージが保持しているセキュリティ機能を統合管理し、自動管理・自動設定を行います。

装置に設定されているバインディング/ゾーニング情報からアクセスパスの自動認識・表示も可能です。また、アクセスパスを各装置のセキュリティ情報を基に統合管理しているため、アクセスパスを形成しているSAN上の経路である物理ファイバーチャネルケーブルが切断されても、Error状態として表示できます。

Storage Cruiserが管理しているアクセスパスに関しては、Storage Cruiserからの自動構成定義変更だけでなく、手動での装置に対する構成定義変更が可能です。手動設定変更が正しく実施されたかどうかをStorage Cruiserから確認できます。

ポイント

ストレージシステム管理の対象とする装置は、Storage Cruiserに登録する必要があります。装置の登録には、装置のIPアドレスが必要です。また、一部のストレージ装置およびファイバーチャネルスイッチに関しては、管理用のユーザーIDとパスワードが必要です。