Storage Cruiserは、ストレージ装置を核とするストレージシステムを統合的に管理し、ストレージシステムの安定運用を支える運用管理ソフトウェアです。
SANストレージやNASストレージをはじめ、サーバ、スイッチ、テープ装置などストレージシステムを構成する様々な装置を管理対象とすることで、日々変化するストレージシステムの状態を一元管理できます。
Storage Cruiserは、物理環境だけでなく、サーバ仮想化環境にも対応しています。
Storage Cruiserが管理できる装置は、以下のとおりです。
種別 | 機種 |
---|---|
ストレージ装置 | ETERNUS DX series |
テープライブラリ | ETERNUS LT series |
ファイバーチャネルスイッチ | PRIMERGY BX600 ファイバーチャネルスイッチブレード |
コンバージドスイッチ | VDX series |
その他 | サーバノード(Windows、Linux、Solaris、HP-UX、AIX) |
参考
本章および「第4章 Storage Cruiserの各機能の解説」において、特別な断り書きがないときの“ストレージ装置”は上記の表のストレージ装置を指しています。
また、Storage Cruiserでは、以下のミドルウェアを管理できます。
ファイルシステム
マルチパスドライバ
参照
管理対象とするサーバのOSの種別・バージョンレベルによって、管理できるミドルウェアの種類と内容が異なります。詳細は、『Storage Cruiser 運用ガイド』の「管理可能なサーバノードミドルウェア」を参照してください。