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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 16.9A 運用ガイド
FUJITSU Storage

9.6.1 コピー元/コピー先ディスクの変更(LUN_V構成に変更がある場合)

コピー元/コピー先ディスクの構成を変更(LUN_Vのサイズや番号の変更)する場合は、コピー元/コピー先ボリュームを削除したあとにディスク構成を変更し、コピー元/コピー先ボリュームの設定、コピーセットファイルの修正/登録の設定を行います。

本作業は、コピー元/コピー先ディスクの構成を変更する前に実施する必要があります。本作業を行わない場合、デバイス構成変更後のコピーセット、コピー元/コピー先ボリュームを削除できないことがあります。

  1. Hyper-Vホストで、stxvqueryコマンド(VSSHPの状況照会コマンド)を実行してコピー状況を確認します。
    コピーがコピー処理中の状態またはQuickOPCによるトラッキング状態の場合は、stxvcopyコマンド(VSSHPのバックアップ制御コマンド)またはstxvstopallコマンド(VSSHPの一括停止コマンド)を実行してコピー処理またはトラッキング処理を停止します。

    QuickOPCによるトラッキング状態の場合は、コピー元/コピー先ディスクを変更できません。QuickOPCバックアップ運用中の業務ボリュームのコピー先を変更したい場合は、トラッキング処理を停止する必要があります。

  2. デバイスの変更対象の複製元/複製先ボリュームに対して削除処理を行います。詳細は、「9.8.2 コピー元/コピー先ボリュームの削除」を参照してください。

  3. コピー元/コピー先ディスクのパーティション構成に変更がある場合は、ディスクを初期化します。手順は、「8.1.6.4 ディスクの初期化」を参照してください。

  4. デバイスの構成を変更します。

  5. デバイスを追加します。
    手順は、「7.4.4 管理対象サーバ配下のデバイス情報の取込み」を参照してください。

  6. 8.1.3.2.6 コピーセットファイルの作成」および「8.1.3.2.7 コピーセット一括登録」を実行してコピーセット情報を変更します。

  7. Hyper-Vホストにおいて、「8.1.3.2.8 コピーセット登録内容の確認、退避」の手順を実施します。

  8. コピー元/コピー先ボリュームを設定します。

  9. ドライブ文字マップファイルを編集します。