AdvancedCopy Managerの各サービスは、システム起動時に自動的に起動されます。このため、通常、手動での起動は不要です。
しかし、以下の場合は、AdvancedCopy Managerのサービスを手動で起動する必要があります。
何らかの原因で、サービスの起動が失敗した場合
意図的にサービスを停止させた場合
サービスを手動で起動する方法は、以下のとおりです。
注意
AdvancedCopy Managerのクラスタサービス(アプリケーションリソース)は、必ず、フェールオーバークラスタマネージャーから起動してください。Windowsのサービス画面から起動しないでください。
クラスタサービス(アプリケーションリソース)が何らかの原因で停止したために個別のクラスタサービスを起動する場合も、上記の方法で起動する必要があります。
AdvancedCopy Managerのクラスタサービス(アプリケーションリソース)のスタートアップの種類を自動に変更しないでください。
運用管理サーバでの起動手順
運用管理サーバをクラスタ運用していない場合
ETERNUS SF Managerサービスを起動します。
Windowsのサービス画面で、以下の4つのサービスを、記載されている順に開始してください。
ETERNUS SF Manager Apache Service
ETERNUS SF Manager Tomcat Service
ETERNUS SF Storage Cruiser Optimization Option (開始していない場合だけ)
AdvancedCopy Manager COM Service (開始していない場合だけ)
SNMP Trap機能を利用し、かつETERNUS SF SNMP Trap Serviceを使用する場合は、Windowsのサービス画面で、"ETERNUS SF SNMP Trap Service"サービスを開始します。
ETERNUS VASA Provider機能を使用する場合は、Windowsのサービス画面で、"ETERNUS Information Provider"サービスを開始します。
運用管理サーバをクラスタ運用している場合
ETERNUS SF Managerサービスを起動します。
フェールオーバークラスタマネージャーを利用して、ETERNUS SF Managerが属する業務を起動してください。
SNMP Trap機能を利用し、かつETERNUS SF SNMP Trap Serviceを使用する場合は、Windowsのサービス画面で、"ETERNUS SF SNMP Trap Service"サービスを開始します。
管理対象サーバでの起動手順
管理対象サーバをクラスタ運用していない場合
Windowsのサービス画面で、"AdvancedCopy Manager COM Service"サービスを開始します。
管理対象サーバをクラスタ運用している場合
フェールオーバークラスタマネージャーを利用して、AdvancedCopy Managerエージェントが属する業務を起動します。