シン・プロビジョニングプールの作成方法には、自動作成と手動作成があります。
自動作成を選択した場合は、指定されたディスクタイプ、信頼性、およびシン・プロビジョニングプールの総容量を基に、適切なディスクで構成されたシン・プロビジョニングプールが自動的に作成されます。以下の機種で、シン・プロビジョニングプールを自動作成できます。
ETERNUS DX S5/S4/S3 series (ETERNUS DX S3 seriesの場合、ファームウェア版数はV10L70以降)
ETERNUS AF オールフラッシュアレイ (ETERNUS AF seriesの場合、ファームウェア版数はV10L70以降)
ETERNUS DX200F (ファームウェア版数はV10L70以降)
ポイント
上記機種のうち、ETERNUS DX S5 series, ETERNUS DX8900 S4, ETERNUS AF S3 series以外の機種では、Deduplication/Compressionが有効なシン・プロビジョニングプールを作成するには高度な知識が必要となるため、自動作成で作成することを推奨します。詳細は、『Storage Cruiser 運用ガイド』の「運用」の章にある「リソース管理」の「シン・プロビジョニング管理」を参照してください。
信頼性に"High Reliability(RAID6-FR)"を選択した場合、手動作成のときは[Fast Recovery構成]を指定する必要があります。さらに、指定した構成のDisk数でRAIDグループを作成する必要があります。自動作成のときは、[ドライブ選択]を指定する必要があります。
注意
SED(Self Encrypting Drive)のディスクを使用する場合は、プールの暗号化に"No"を指定してください。
シン・プロビジョニングプールの自動作成手順
ETERNUS ディスクアレイにシン・プロビジョニングプールを自動作成する手順は、以下のとおりです。
グローバルナビゲーションタブの[ストレージ]をクリックします。
登録されているETERNUS ディスクアレイが、メインペインに表示されます。
メインペインで、操作対象のETERNUS ディスクアレイの「名前」部分をクリックします。
カテゴリーペインで、[シン・プロビジョニング]をクリックします。
アクションペインで、[シン・プロビジョニングプール]の下にある[作成]をクリックします。
情報入力画面(プール情報の指定)が表示されます。
「作成モード」で、"自動"を選択します。
必要な情報を入力したあと、画面右下の[次へ]ボタンをクリックします。
情報確認画面が表示されます。
情報を確認したあと、[作成]ボタンをクリックします。
シン・プロビジョニングプールの手動作成手順
ETERNUS ディスクアレイにシン・プロビジョニングプールを手動作成する手順は、以下のとおりです。
グローバルナビゲーションタブの[ストレージ]をクリックします。
登録されているETERNUS ディスクアレイが、メインペインに表示されます。
メインペインで、操作対象のETERNUS ディスクアレイの「名前」部分をクリックします。
カテゴリーペインで、[シン・プロビジョニング]をクリックします。
アクションペインで、[シン・プロビジョニングプール]の下にある[作成]をクリックします。
情報入力画面(プール情報の指定)が表示されます。
「作成モード」で、"手動"を選択します。
必要な情報を入力したあと、画面右下の[次へ]ボタンをクリックします。
情報入力画面(RAIDグループを作成するディスクの指定)が表示されます。
必要な情報を入力したあと、画面右下の[次へ]ボタンをクリックします。
情報確認画面が表示されます。
情報を確認したあと、[作成]ボタンをクリックします。