ページの先頭行へ戻る
Systemwalker Centric Manager V17.0.1 使用手引書 監視機能編(互換用)

12.1.3 監視する業務を登録する

監視する業務を業務管理ツリーに登録する方法を説明します。

監視する業務を登録する手順

ノード、アプリケーション、データベース、管理者、ワークユニット/IJServerクラスタなどのオブジェクトを業務という視点からひとまとまりにして監視する場合、業務を構成するこれらのオブジェクトだけでツリーを作成して監視します。さらに、オブジェクト間の関係(影響範囲)を設定して監視することもできます。

上記を実現するためにSystemwalker Centric Managerは、業務管理ツリーを利用します。業務管理ツリーは、次のような構成をしています。業務フォルダは階層化することができます。

業務を監視するために業務管理ツリーを作成し、アプリケーションと業務の関係を構築していきます。必要に応じて、アプリケーション以外にも、ノード、管理者、データベース、ワークユニット/IJServerクラスタと業務の関係を構築します。ここでは、業務管理ツリーを作成し、監視する業務を登録する手順を説明します。

  1. 監視するアプリケーションを登録する

    • アプリケーションを自動検出する

    • アプリケーションを手動で作成する

    • CSVファイルからアプリケーションを一括登録する

  2. 業務を登録するとき必要に応じて行う作業

    • パッケージ作成

    • データベースツリー

    • 管理者ツリー

  3. 業務管理ツリーを作成する

    1. 業務を作成する

    2. 業務にアプリケーションを登録する

  4. 必要に応じて業務管理ツリーに登録する

    • 業務にノードを登録する

    • 業務にワークユニット/IJServerクラスタを登録する

    • 業務にパッケージを追加する

    • 業務に管理者を登録する

    • 業務にデータベースを登録する

    • オブジェクト間の関係を設定する

    • 業務の重み付けを設定する

    • アプリケーションの関連付けを設定する

ポイント

業務管理ツリーに作成した業務は、資源配付で配付する業務として自動登録することができます。また、資源配付で配付したアプリケーションを自動的に監視対象とすることができます。

注意

ノード削除時の注意

ノード(監視対象システム)をノード一覧から削除する場合、作成したアプリケーションおよびInterstageのワークユニット/IJServerクラスタもすべて削除されます。ノードを再作成し、アプリケーションの監視を行う場合は、アプリケーションおよびInterstageのワークユニット/IJServerクラスタも再登録する必要があります。

また、監視対象システムのノードを削除した場合には、監視対象システムのSystemwalker Centric Managerを再起動する必要があります。

なお、Systemwalkerコンソールで部門管理サーバ配下の業務サーバのノードを削除した場合、ノードの削除後に部門管理サーバでSystemwalker Centric Managerを再起動する必要があります。

注意

アプリケーション削除時の注意

[Systemwalkerコンソール[編集]]画面で、削除するアプリケーションを右クリックし、[削除]を選択してください。アプリケーション一覧ツリーでアプリケーションを削除した場合、業務管理ツリーに登録されていた同一のアプリケーションも削除されます。

なお、アプリケーションにポリシーを設定している場合でも、アプリケーション削除後に再度ポリシーを配付する必要はありません。