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Systemwalker Centric Manager V17.0.1 使用手引書 監視機能編(互換用)

ここでは、syslogに出力されるメッセージについて説明します。

syslogに出力されるメッセージは、主に以下のようなメッセージ形式で出力されています。

日付時刻 送信元 プロセス名[プロセスID]: [ID facility.priority] メッセージテキスト

出力例)

Apr 10 21:25:21 systemwalker OD_start[1198]: [ID 855564 daemon.error] UX:OD: ERROR: od10921:ObjectDirector initialization time out.

Systemwalker Centric Managerは、syslogに出力されるメッセージを以下のような形式で表示します。本書では、Systemwalker Centric Managerのメッセージ形式と呼びます。日付、時刻、および送信元は表示しません。

プロセス名[プロセスID]: [ID facility.priority] ラベル: エラー種別: メッセージテキスト
プロセス名[プロセスID]:

メッセージを出力したプロセスの名前が表示されます。メッセージによって表示されない場合があります。

ID:

送信元のUNIXが付加するメッセージID(番号)です。UNIXの種別、バージョンによって、付加されない場合があります。

facility.priority:

syslogに出力されるメッセージに割り当てられている機能(facility)と優先度(priority)です。

インストール直後(初期設定)では、syslogに出力されるメッセージのpriorityが「warning」以上の場合、Systemwalker Centric Managerのログに格納されます。

ただし、SystemWalker/CentricMGR 5.1以前では、以下の条件でSystemWalker/CentricMGRのログに格納されます。

  • facilityが「kern」の場合は、すべてのメッセージ

  • facilityが「auth」の場合は、priorityが「notice」以上のメッセージ

  • facilityが上記以外の場合は、priorityが「err」以上のメッセージ

注意

イベント監視の条件定義を行う場合の注意

以下の文字列は、イベント監視の条件定義と比較する場合にメッセージから削除して比較します。そのため、これらの文字列を設定すると、正しく監視できません。削除したメッセージで条件を設定してください。

  • 「タグ名[プロセスID]:」より前の文字列

  • 「[ID facility.priority]」

ラベル:

製品を特定する文字列を、Systemwalker Centric Managerでは、ラベルと呼びます。ラベルは、エラー種別より前の文字列です。

エラー種別:

syslogに出力されるメッセージは、以下の文字列(エラー種別)からノード、アプリケーション、またはミドルウェアの状態が表示されています。エラーのレベルを判断する文字列を、Systemwalker Centric Managerでは、エラー種別と呼びます。

Systemwalker Centric Managerでは、syslogに出力されるメッセージの以下の文字列(エラー種別)から重要度が決定されます。

重要度が「一般」の場合、Systemwalker Centric Managerの監視イベント一覧に表示されません。

syslogに出力されるメッセージの文字列(エラー種別)

重要度

HALT、Stop、停止

最重要

ERROR、Error、エラー

重要

WARNING、Warning、警告

警告

INFO、Information、情報

一般

メッセージテキスト:

Systemwalker Centric Managerが監視対象としているノード、アプリケーション、またはミドルウェアがsyslogに出力したメッセージの本文が表示されます。

メッセージをラベル/エラー種別/メッセージテキストに分割する

イベント監視の条件定義とメッセージを比較する場合、Systemwalker Centric Managerでは、メッセージをラベル、エラー種別、メッセージテキストに分割して比較します。通常は、以下の「:」+エラー種別文字列+「:」を判定し、この文字列より前をラベル、後ろをメッセージテキストとして扱います。

ここでは、メッセージの形式により、どのように分割されるかを説明します。

メッセージがラベル: エラー種別: メッセージテキストの形式の場合

UX:Label: ERROR: system error occurred.

ラベル:

「UX:Label」

エラー種別:

エラー

メッセージテキスト:

「system error occurred.」

メッセージがエラー種別: メッセージテキストの形式の場合

メッセージの先頭にエラー種別文字列がある場合、ラベルなしのメッセージとして扱います。

ERROR: system error occurred.

ラベル:

なし

エラー種別:

エラー

メッセージテキスト:

「system error occurred.」

メッセージの先頭に:がある場合

メッセージの先頭に「:」がある場合、ラベル/エラー種別なしとし、「:」より後ろをメッセージテキストとして扱います。

: UX:Label: ERROR: system error occurred.

ラベル:

なし

エラー種別:

なし

メッセージテキスト:

「UX:Label: ERROR: system error occurred.」

メッセージに: :が含まれる場合

メッセージに「: :」が含まれ、この文字列より前にエラー種別文字列がない場合、エラー種別をなしとし、「: :」より前をラベル、後ろをメッセージテキストとして扱います。

UX:Label: : ERROR: system error occurred.

ラベル:

「UX:Label」

エラー種別:

なし

メッセージテキスト:

「ERROR: system error occurred.」

上記の形式以外の場合

上記の条件に一致しない場合は、すべてメッセージテキストとして扱います。

UX:Label: Error occurred.

エラー種別文字列に「Error」がありますが、「Error」の後ろに「:」がないため、エラー種別文字列として扱いません。

UX:Label:ERROR:system error occurred.

エラー種別文字列に「ERROR」がありますが、「ERROR」の前に空白がないため、エラー種別文字列として扱いません。

Systemwalker Centric Managerのメッセージ形式の詳細については、“Systemwalker Centric Managerのメッセ形式の場合”を参照してください。

syslogに出力されるメッセージの中には、上記のメッセージ形式のように出力されないメッセージもあります。この場合、すべてのメッセージに対して重要度が「重要」として監視イベント一覧に表示されます。

Systemwalker Centric Managerが認識できないメッセージ形式の詳細については、“Systemwalker Centric Managerのメッセー形式以外の場合”を参照してください。

syslogに出力されるメッセージの文字列中(エラー種別)に「INFO」、「Information」、または「情報」以外の文字列がある場合、Systemwalkerコンソールの監視イベント一覧に図のように表示されます。

ここでは、以下のメッセージを例に説明します。

Apr 10 21:25:21 systemwalker OD_start[1198]: [ID 855564 daemon.error] UX:OD: ERROR: od10921:ObjectDirector initialization time out.

syslogに出力されるメッセージの表示

メッセージの特定

[イベント定義]ダイアログボックスは、監視イベント一覧に表示されたイベントを特定する画面です。[イベント定義]ダイアログボックスから、イベント監視の条件定義を設定します。

イベントの特定方法については、“syslogに出力されるメッセージの場合”、および“監視するメッセージを定義する”を参照してください。

syslogに出力されるメッセージの特定

監視イベント一覧

Systemwalker Centric Managerが監視対象としているノード、アプリケーション、またはミドルウェアがsyslogに出力したメッセージが一覧で表示されます。

重要度/エラー種別

syslogに出力されるメッセージは、以下の文字列(エラー種別)からノード、アプリケーション、またはミドルウェアの状態が表示されています。エラーのレベルを判断する文字列を、Systemwalker Centric Managerでは、エラー種別と呼びます。

Systemwalker Centric Managerでは、syslogに出力されるメッセージの以下の文字列(エラー種別)から重要度が決定されます。

重要度が「一般」の場合、Systemwalker Centric Managerの監視イベント一覧に表示されません。

この例では、文字列中(エラー種別)に「ERROR」があるため、重要度は「重要」になります。

syslogに出力されるメッセージの文字列(エラー種別)

重要度

HALT、Stop、停止

最重要

ERROR、Error、エラー

重要

WARNING、Warning、警告

警告

INFO、Information、情報

一般

注意

上記に該当しないエラー種別について

上記に該当しないエラー種別、およびエラー種別文字列がない場合、Systemwalker Centric Managerのメッセージ形式以外の扱いとなり、すべてメッセージテキストとして処理されます。また、重要度は「重要」となります。

  • panic、noticeなどの場合

  • info、error、warning、halt、stopなどすべて小文字の場合

ラベル

製品を特定する文字列を、Systemwalker Centric Managerでは、ラベルと呼びます。ラベルは、エラー種別より前の文字列です。

また、[イベント定義]ダイアログボックスでは、正規表現を使ったラベル名が表示されます。

この例では、「UX:OD」になります。

監視イベント種別

syslogに出力されるメッセージの監視イベント種別は、すべて「その他」になります。

ただし、ラベルに「unix」がある場合、またはメッセージテキストの先頭に「unix」がある場合、Systemwalker Centric Managerでは、「システム」と決定されます。

この例では、「その他」になります。

メッセージテキスト

Systemwalker Centric Managerが監視対象としているノード、アプリケーション、またはミドルウェアが出力したメッセージの本文が表示されます。

また、[イベント定義]ダイアログボックスでは、正規表現を使ったメッセージテキストが表示されます。

この例では、「od10921:ObjectDirector initialization time out.」がメッセージテキストとなります。

syslogに出力されるSystemwalker Centric Managerのメッセージ形式以外のメッセージは、すべてSystemwalkerコンソールの監視イベント一覧に図のように表示されます。

ここでは、以下のメッセージを例に説明します。

Apr 10 15:06:40 systemwalker sendmail[280]: [ID 702911 mail.alert] unable to qualify my own domain name (systemwalker) -- using short name

syslogに出力されるメッセージの表示

[イベント定義]ダイアログボックスは、監視イベント一覧に表示されたイベントを特定する画面です。[イベント定義]ダイアログボックスから、イベント監視の条件定義を設定します。

イベントの特定方法については、“syslogに出力されるメッセージの場合”、および“監視するメッセージを定義する”を参照してください。

syslogに出力されるメッセージの特定

監視イベント一覧

Systemwalker Centric Managerが監視対象としているノード、アプリケーション、またはミドルウェアがsyslogに出力したメッセージが一覧で表示されます。

エラー種別

エラーのレベルを判断する文字列を、Systemwalker Centric Managerでは、エラー種別と呼びます。

この例では、「種別なし」になります。

重要度

重要度は、すべて「重要」になります。

ラベル

製品を特定する文字列を、Systemwalker Centric Managerでは、ラベルと呼びます。

また、[イベント定義]ダイアログボックスでは、正規表現を使ったラベル名が表示されます。

この例では、「ラベルなし」になります。

監視イベント種別

syslogに出力されるメッセージの監視イベント種別は、すべて「その他」になります。

ただし、syslogに出力されるメッセージのメッセージテキストの先頭に「unix」がある場合、Systemwalker Centric Managerでは、「システム」になります。

この例では、「その他」になります。

メッセージテキスト

Systemwalker Centric Managerが監視対象としているノード、アプリケーション、またはミドルウェアがsyslogに出力したメッセージの本文が表示されます。

また、[イベント定義]ダイアログボックスでは、正規表現を使ったメッセージテキストが表示されます。

この例では、「unable to qualify my own domain name (systemwalker) -- using short name」がメッセージテキストとなります。