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Systemwalker Centric Manager V17.0.1 使用手引書 セキュリティ編

10.1 収集・管理できるログファイルの種類

監査ログ管理機能で収集するログファイルの種類を説明します。監査ログ管理機能は、OSや製品が出力するテキストログで、日時の形式が一定のものについて収集可能です。また、バイナリデータのログ収集も可能です。

代表的なログファイルを以下に示します。以下のファイルのほか、収集規約に従った形式であれば、収集可能です。収集規約については、“監査グ管理の収集規約”を参照してください。

代表的なログファイルの一覧

監査ログ管理機能が収集可能なファイルの例を以下に示します。

注意

Windows イベントログ収集、およびWindows Internet Information Service(IIS) ログについての注意事項

  • Windows イベントログ収集時の注意事項

    • イベントログ収集の際、以下の状態になっているイベントログメッセージは「なし」として収集します。

      イベントログのメッセージテキストの取得に失敗した場合

      例)
      イベントログを出力したアプリケーションがアンインストールなどで収集対象のシステムに存在しない、またはシステムの状態によりメッセージが取得できない状態になっている。

    • イベントログ(セキュリティ)について

      セキュリティ監査ポリシーの設定により、イベントログ(セキュリティ)のイベントログ出力量はかなりの量となり、システム監視やシステムにも影響を与える恐れがあります。

      運用を含め、適切にセキュリティ監査ポリシーを設定し、ログ出力量の絞り込みをしてください。

    • カスタムイベントログについて

      ログ収集定義を行うことで、以下のイベントログを収集することができます。

      • Internet Explorer

      • Key Management Service

      • Media Center

      • Virtual Server

      • アプリケーションのインストール、またはユーザ作成のアプリケーションの追加により、追加されたイベントログ

      ログ収集定義については、“カスタムイベントロを収集するための設定”を参照してください。

  • Windows Internet Information Service(IIS) ログについて

    W3C拡張形式のログを収集する際の注意事項を以下に示します。

    • 収集を行うために

      拡張プロパティの設定(注)で「日付」の追加出力指定が必要となります。「日付」の出力設定を追加しないと収集できません。

      注)
      「拡張プロパティの設定」については、OSのヘルプを参照してください。

    • 時間表示について

      W3C拡張形式の時間は、GMT時間表示となっています(IISの仕様となっているため変更不可)。ほかのログファイルと比較した場合、ローカル時間分ずれた時間の表示となります。

null文字を含むログを収集する場合の注意事項

null文字を含むログを収集する場合は、テキストログではなく、バイナリログとして収集してください。