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Systemwalker Centric Manager V17.0.1 リリース情報

2.23.30 部門管理サーバ、業務サーバのクラスタ名取得についての非互換項目【Linux版】

部門管理サーバ、業務サーバのクラスタ環境において、クラスタ名を取得する場合の動作が変更されました。

V15.2.1以前】

クラスタシステムからクラスタ名を取得する処理に失敗したときは、60秒待ち1回リトライをしていました。

V15.3.0以降】

クラスタシステムからクラスタ名を取得する処理に失敗したときのリトライ処理において、再取得するリトライ回数、リトライ間隔が指定できるようになりました。

ファイル形式の詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”の“クラスタ名獲得定義ファイル”を参照してください

定義ファイルに誤った定義を行った場合に、以下のメッセージをシステムログに出力します。

  • UX:opagtd: 警告: 8420: クラスタ名獲得定義ファイル(%1)の情報に誤りがあります。(定義項目名:%2) デフォルト値(%3)を設定します。

    【メッセージの意味】

    /etc/opt/FJSVsagt/opaclssetファイルの定義項目名の指定に誤りがあります。値はデフォルト値になります。

    【パラメタの意味】

    %1: ファイル名

    %2: 定義項目名

    %3: デフォルトの値

  • UX:opagtd: 警告: 8421: クラスタ名獲得定義ファイル(%1)の定義項目名(%2)が指定可能な範囲内にありません。デフォルト値(%3)を設定します。

    【メッセージの意味】

    /etc/opt/FJSVsagt/opaclssetファイルの定義項目名の値が指定可能な範囲外の値になっています。値はデフォルト値になります。

    【パラメタの意味】

    %1: ファイル名

    %2: 定義項目名

    %3: デフォルトの値

  • UX:opagtd: 警告: 8422: クラスタ名獲得定義ファイル(%1)のオープンに失敗しました。定義項目はすべて初期値を採用します。

    【メッセージの意味】

    /etc/opt/FJSVsagt/opaclssetファイルのオープンに失敗しました。

    「クラスタの起動待ちリトライ間隔」は1秒、「クラスタの起動待ちリトライ回数」は60回になります。

    【パラメタの意味】

    %1: ファイル名