Jakarta EE Connector Architecture Managed Environmentでは同期アプリケーション連携実行基盤のリソースアダプタが、rarファイルとしてサーバと分離されるため、リソースアダプタ(rarファイル)の配備が必要です。リソースアダプタ(rarファイル)は各プラットフォームに配置して使用することが可能です。
以下に、各実行環境の設定方法を説明します。
■rarファイルの格納場所
開発環境パッケージ
[Interstageのインストールディレクトリ]\BAS\lib\apfwibssc.rar |
サーバパッケージ
/opt/FJSVibs/lib/apfwibssc.rar |
[Interstageのインストールディレクトリ]\BAS\lib\apfwibssc.rar |
■GlassFishを利用する場合
参照
GlassFish環境の設定方法等の詳細な情報や注意点は“GlassFish 設計・構築・運用ガイド”を参照してください。
rarファイルはasadminコマンドにより配備します。
GlassFish Serverクラスター名が"cluster01"である場合のコマンド実行例
$ /opt/FJSViaps/glassfish5/bin/asadmin deploy --target cluster01 /opt/FJSVibs/lib/apfwibssc.rar |
同期Javaクライアントが同期アプリケーション連携実行基盤のネイティブライブラリを使用するために、rarファイル配備先のネイティブライブラリパスを設定する必要があります。
ネイティブライブラリパスは以下のとおりです。
[Interstageのインストールディレクトリ]\glassfish5\var\domains\domain1\applications\apfwibssc\win64 |
/opt/FJSViaps/glassfish5/var/domains/domain1/applications/apfwibssc/sol64 |
/opt/FJSViaps/glassfish5/var/domains/domain1/applications/apfwibssc/lnxX64_6 |
asadminコマンドのstart-domainサブコマンド、またはstart-local-instanceサブコマンドを実行するターミナルの環境変数に設定します。LinuxまたはSolarisの場合はLD_LIBRARY_PATHに設定してください。Windowsの場合はPATHに設定してください。
接続先のホスト名と接続先のCORBAサービスのポート番号をGlassFish ServerクラスターのJavaVMシステムプロパティに設定してください。また、名前解決の方法を示すフラグもGlassFish ServerクラスターのJavaVMシステムプロパティに設定してください。JavaVMシステムプロパティより取得できない場合はlocalhostへ8002番ポートで接続を試みます。ホスト名・ポート番号に誤りがあり接続できなかった場合はエラーになります。
ホスト名・ポート番号およびフラグは、以下のJavaVMシステムプロパティで設定します。
ホスト名
com.fujitsu.interstage.apfw.server.host=[接続先のホスト名またはIPアドレス] |
ポート番号
com.fujitsu.interstage.apfw.server.port=[接続先のポート番号(※)] |
(※)CORBAサービスのデフォルトポート番号は8002
フラグ
com.fujitsu.interstage.apfw.msync.ins=yes |
asadminコマンドのcreate-system-propertiesサブコマンドにより設定します。
コマンド実行例
$ /opt/FJSViaps/glassfish5/glassfish/bin/asadmin create-system-properties --target cluster01 \ com.fujitsu.interstage.apfw.server.host=host01:com.fujitsu.interstage.apfw.server.port=8002:com.fujitsu.interstage.apfw.msync.ins=yes |
GlassFishではコネクタ接続プールを作成する必要があります。
以下の情報を指定して作成します。
プール名
配備されたコネクタモジュールのリソースアダプタ名
接続定義名(ConnectionFactoryのインタフェース名)
追加のプロパティ
asadminコマンドのcreate-connector-connection-poolサブコマンドにより設定します。
コマンド実行例
$ /opt/FJSViaps/glassfish5/glassfish/bin/asadmin create-connector-connection-pool \ --raname apfwibssc \ --connectiondefinition javax.resource.cci.ConnectionFactory \ eis/connectionPool |
以下の情報を指定して作成します。
ConnectionFactoryをJNDIでlookupするためのJNDI名
作成したコネクタ接続プールのプール名
コネクタリソースを参照可能にするGlassFish Serverクラスター名
asadminコマンドのcreate-connector-resourceサブコマンドにより設定します。
コマンド実行例
$ /opt/FJSViaps/glassfish5/glassfish/bin/asadmin create-connector-resource \ --target cluster01 \ --poolname eis/connectionPool \ eis/apfwibssc |
ここで設定したJNDI名を、アプリケーションにおいてdeployment descriptorの<resource-ref>タグで設定してください。アプリケーションからはjava:comp/env環境ネーミングコンテキストを利用してlookupします。
deployment descriptor記述例
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <web-app xmlns="http://java.sun.com/xml/ns/javaee" ・・・ > ・・・ <resource-ref> <description>IBAS-SC Connector Resource</description> <res-ref-name>eis/apfwibssc</res-ref-name> <res-type>javax.resource.cci.ConnectionFactory</res-type> <res-auth>Container</res-auth> </resource-ref> </web-app> |