対象バージョンレベル
Systemwalker Centric Manager
Solaris版:5.0以降
Linux版:5.2、V10.0L10以降
A
OSのフルバックアップ/フルリストア(バックアップソフト(ARCServe等)を使用してのOSのフルバックアップ/フルリストアを含みます)は、原則、動作保証外です。Systemwalker Centric Manager のバックアップ/リストアの際には、Systemwalker Centric Managerで提供しているコマンド(mpbkc/mprsc)で実行してください。
ただし、以下の条件を満たしている場合、OSのフルバックアップ/フルリストアでSystemwalker Centric Manager のバックアップ/リストアは可能ですが、手順については、使用する際に十分検討/検証してください。
条件
OSのフルバックアップ/フルリストアの際に、Systemwalker Centric Managerのデーモンが停止していること
OSのバックアップ/リストアで、ファイルシステムの情報がフルリストア操作の前後で、同一となることが保証される方法であること(ufsdump/ufsrestoreでは可能)
Systemwalker Centric Managerのデータベース(フレームワークデータベース、インベントリ管理データベース)が、OSのバックアップ/リストアで、ファイルシステム上同一となることが保証される方法であること
OSのフルバックアップ/フルリストアの際に、Systemwalker Centric Managerのデーモンが停止していること
OSのバックアップ/リストアで、ファイルシステムの情報がフルリストア操作の前後で、同一となることが保証される方法であること(ufsdump/ufsrestoreでは可能)
条件を満たしていない場合、正しくSystemwalker Centric Manager をバックアップ/リストアすることができません。また、作業実施前には、必ずSystemwalker Centric Managerで提供しているバックアップコマンド(mpbkc)で環境を退避してください。リストア後、正しく動作しなかった場合は、通常のバックアップ/リストアの手順に従い、環境を再構築してください。手順については、“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”の“バックアップ/リストア”の関連記事を参照してください。