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Systemwalker Centric Manager/Systemwalker Event Agent トラブルシューティングガイド 監視編

3.1.20 Windowsのシャットダウン後の次回起動時にフレームワークの起動が失敗する

対象バージョンレベル

確認ポイント

現象発生時に、以下のメッセージが出力され、メッセージ内の“yyyy”と“z”が両メッセージとも同じである場合、対処方法の手順で復旧する可能性があります。

原因

Windowsのシャットダウン処理では、アプリケーションの停止処理の同期を取らずに終了するため、データベースのフォーマット中に強制的にシャットダウンを行った場合、フォーマット処理が不完全な状態で終了してしまいます。

次回の起動時にデータベースが不完全なため、Symfowareが不完全な領域をアクセス禁止状態にしてしまい、参照および格納が不可能になります。

対処方法

対処方法として、以下の2つの方法があります。

注意

ほかにデータベースがアクセス禁止状態になる可能性として、HDD異常等のハード障害の可能性も考えられます。
ハード障害の場合は対処手順では復旧できませんので、現象発生時はシステムログを確認してハード関連の異常の有無を確認してください。ハード異常が出力されている場合は、本対処を行う前にCEコールを行って、ハードに問題がないかどうかの調査を推奨します。