パスワード認証を連続して失敗してユーザーがロックされた場合
パスワード認証を連続して失敗すると、そのユーザーはロックされ、ログインできなくなります。
ロックされたユーザーのログインを再び許可する場合は、そのユーザーのロックを解除します。ロックの解除は、pgx_unlock_user関数で行います。操作はCREATEROLE権を持つユーザーが実施できます。
関数の詳細については、“B.3.2 ユーザー管理関数”を参照してください。
[実行例]
SELECT pgx_unlock_user('user1');
データベース管理者がロックされた場合は、ロックされたユーザー以外のCREATEROLE権を持つユーザーがロックを解除してください。該当するユーザーが存在しない場合は、Fujitsu Enterprise Postgresをシングルユーザーモードで起動し、ロックを解除する必要があります。
パスワードの有効期限が切れてパスワードが失効した場合
パスワードの有効期限が切れるとパスワードが失効し、パスワードが変更されるまでそのユーザーでデータベースに接続して操作することができなくなります。
パスワードの変更は、CREATEROLE権を持つユーザーもしくは失効したユーザー自身が行うことができます。