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Enterprise Application Platform V1.2.0 Launcherユーザーズガイド

8.1 コマンドライン仕様

形式

JDKのjavaコマンドを使用して、以下の形式でLauncherを実行します。


(1) アプリケーションの配備・Uber-JARファイルの作成

java -jar launcher.jar
    [--config-file file-path]
    [--contextroot context-root]
    [--http-listener port-number]
    [--https-listener port-number]
    [--libraries jar-filepath[,jar-filepath]*]
    [--precompilejsp[=true|=false]]
    --deploy war-file
    [--generate uber-jar-filepath]

(2) サブコマンドの実行

java -jar launcher.jar
    [--config-file file-path]
    --execute subcommand
    subcommand-args...

機能説明

アプリケーションの配備、Uber-JARファイルの作成、またはサブコマンドで指定された処理を実行します。

オプション

オプション名

初期値

説明

--config-file(注1(注2

なし

構成ファイル(domain.xml)へのパスを指定します。

--contextroot

/

アプリケーションのコンテキストルートを指定します。なお、WARファイル内のglassfish-web.xml等を使用してコンテキストルートを指定することはできません。

--deploy

なし

配備するWARファイルを指定します。--generateオプションが指定されていなければ、引数に指定したアプリケーションが配備された後、実行されます。WAR形式以外のファイルは指定できません。

--execute

なし

実行するサブコマンドを指定します。このオプションを指定した場合、アプリケーションの配備・実行は行われません。

--generate

なし

生成するUber-JARファイルのパスを指定します。このオプションを指定した場合、アプリケーションの配備・実行は行われません。

--http-listener(注1

8080

HTTPポート番号を指定します。

--https-listener(注2

8181

HTTPSポート番号を指定します。

--libraries

なし

アプリケーションから参照されるJARファイルのパス、またはパスのリストを指定します。複数JARファイルを指定するためにパスのリストを使用する場合は、コンマ「,」で区切ってください。相対パスを指定した場合、カレントディレクトリーからの相対パスとなります。パスにコンマ「,」を含むファイルは指定できません。

注意

--librariesオプションで指定したJARファイルは、--generateオプションで生成されるUber-JARファイルには格納されません。Uber-JARファイル作成の詳細については、「4.3 Uber-JARファイルの作成」を参照してください。

--precompilejsp

false

JSPアプリケーションの配備時コンパイルを有効にする(true)/しない(false)を指定します。

注1)--config-fileオプションと--http-listenerオプションは同時に使用しないでください。

2--config-fileオプションと--https-listenerオプションは同時に使用しないでください。

オペランド

オペランド名

説明

subcommand-args

サブコマンドのオプションとオペランドを指定します。

戻り値

0: 正常終了

0以外: 異常終了

使用例

アプリケーションを配備するには、以下のように実行します。

java -jar launcher.jar --config-file domain.xml --libraries lib1.jar,lib2.jar --deploy application.war

Uber-JARファイルを作成するには、以下のように実行します。

java -jar launcher.jar --deploy application.war --generate uber.jar

サブコマンドを実行するには、以下のように実行します。

java -jar launcher.jar --config-file domain.xml --execute create-file-user --passwordfile password.txt user1