(1) データベースの退避
以下のコマンドを実行し、本製品の作業ディレクトリがマウントされていることを確認します。
# mount | grep /var/opt/FJSVrcxsr/mnt
上記コマンドは、以下の条件で実施してください。
手順実施サイト : 災対サイト
手順実施サーバ : すべてのコントロールノード
手順実施ユーザー : インフラ管理者
手順実施回数 : コントロールノードごとに1回
例
# mount | grep /var/opt/FJSVrcxsr/mnt 192.168.200.21:/var/nfs/siterecovery_kensyo on /var/opt/FJSVrcxsr/mnt type nfs4 (rw,relatime,vers=4.1,rsize=1048576,wsize=1048576,namlen=255,hard,proto=tcp,port=0,timeo=600,retrans=2,sec=sys,clientaddr=192.168.200.144,local_lock=none,addr=192.168.200.21)
本製品の作業ディレクトリがマウントされていない場合は、「2.4.8 本製品の作業ディレクトリの設定【サイト:災対サイト】」を実施してください。
以下のコマンドを実行し、データベースを退避します。
rcx_srosp_stash system
上記コマンドは、以下の条件で実施してください。
手順実施サイト : 災対サイト
手順実施サーバ : メイン作業用コントロールノード
手順実施ユーザー : インフラ管理者
手順実施回数 : 1回
(2) インスタンスの退避
本手順は、以下の条件で実施してください。
手順実施サイト : 災対サイト
手順実施サーバ : メイン作業用コントロールノード
手順実施ユーザー : インフラ管理者
手順実施回数 : 1回
以下のコマンドを実行し、システムのバックアップを取得します。
rcx_srosp_stash instance
(3) 退避した情報の確認
本手順は、以下の条件で実施してください。
手順実施サイト : 災対サイト
手順実施サーバ : すべてのコントロールノード
手順実施ユーザー : インフラ管理者
手順実施回数 : 1回
以下のコマンドを実行し、インスタンスの退避の詳細を確認します。
rcx_srosp_stash info
注意
データベースおよび、インスタンスを退避していない状態で本コマンドを実行した場合、インスタンス数および、ボリューム数の情報は表示されません。