GFS 共用ファイルシステムのマウント情報を変更するには、fstab のエントリの変更を行います。mount point および mount options のパラメタを変更することができます。
参照
fstab の設定の詳細については、本書の“11.2.4 fstab の設定”を参照してください。
GFS 共用ファイルシステムでは、以下の項目について、ファイルシステムごとにチューニングすることができます。
通信タイムアウト時間 (CON_TIMEOUT)
通信プロトコル (SFCFS_IPV6)
上記の値を変更するには、sfcadm(8) を使用します。対象ファイルシステムの共用ノード範囲のいずれかのノードで行います。
参照
sfcadm(8) の詳細については、本書の sfcadm(8) を参照してください。
以下に sfcadm(8) で、既存のファイルシステム (/dev/sfdsk/gfs01/dsk/volume01) に対して、通信タイムアウト時間を 240 秒に設定する方法を示します。
# sfcadm -o CON_TIMEOUT=240 /dev/sfdsk/gfs01/dsk/volume01 <Enter> |
参照
チューニングパラメタの詳細については、本書の“14.1.2 通信タイムアウト時間”、“14.1.3 通信プロトコル”を参照してください。