伝送路二重化機能4.3A40において、前バージョンから非互換となるコマンドは以下のとおりです。
【内容】
-hオプションの初期値がNOからYESに変更されました。詳細については、“7.6 hanetparamコマンド”を参照してください。
【変更点】
変更前
-hオプションの初期値はNO(OSの設定に基づいた変換)が設定されています。
変更後
-hオプションの初期値はYES(ホスト名変換に/etc/hostsファイルのみを使用します)が設定されています。
(2) hanetconfigコマンド / hanetpollコマンド / hanetobservコマンド
【内容】
ホスト名として数字列の指定ができなくなりました。
【変更点】
変更前
ホスト名として数字列を指定することができます。
ホスト名として数字列を指定した場合は、10進数として扱われ、その数値に対応したIPアドレスに変換され動作します。
(例えば、“123456”を指定した場合、IPアドレス“0.1.226.64”が指定されたものと見なされます。)
変更後
ホスト名として数字列を指定することができません。指定した場合は以下のエラーメッセージが出力されます。
hanet: 10500: operation error: invalid ip_address. ip=xxxxx |