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PRIMECLUSTER Global Link Services 説明書 4.7 (伝送路二重化機能編)

B.5.1 シングルシステムによる設定例

以下のネットワーク構成における環境設定例を示します。

GLS以外のネットワークの設定については、“3.2.2 ネットワークの設定”を参照してください。

[HOST-Aの設定]

1) システムの設定

1-1) /etc/hostsファイルに、使用するIPアドレスおよびホスト名を定義します。

192.168.80.1    hosta    # HOST-Aの仮想IP
192.168.80.2    hostb    # HOST-Bの仮想IP
192.168.80.100  swhub1   # primary監視先HUBのIPアドレス
192.168.80.101  swhub2   # secondary監視先HUBのIPアドレス
fc00:80::1      v6hosta  # HOST-Aの仮想IPアドレス
fc00:80::2      v6hostb  # HOST-Bの仮想IPアドレス

2) 仮想インタフェースの作成

/opt/FJSVhanet/usr/sbin/hanetconfig create -n sha0 -m v -t eth0,eth1 

3) IPアドレス、ネットマスクの設定

4) ネットワーク監視機能の設定

/opt/FJSVhanet/usr/sbin/hanetpathmon target -n sha0 -p 192.168.80.100,192.168.80.101

5) リブート

以下のコマンドを実行し、システムをリブートします。

/sbin/shutdown -r now

[HOST-Bの設定]

1) システムの設定

1-1) /etc/hostsファイルに、使用するIPアドレスおよびホスト名を定義します。定義内容はHOST-Aと同じです。

1-2) ethX(Xは0,1)の設定を編集します。定義内容はHOST-Aと同じです。

2) 仮想インタフェースの作成

/opt/FJSVhanet/usr/sbin/hanetconfig create -n sha0 -m v -t eth0,eth1 

3) IPアドレス、ネットマスクの設定

4) ネットワーク監視機能の設定

/opt/FJSVhanet/usr/sbin/hanetpathmon target -n sha0 -p 192.168.80.100,192.168.80.101

5) リブート

以下のコマンドを実行し、システムをリブートします。

/sbin/shutdown -r now