RMS Wizard Tools で提供される実行時コンポーネントは、RMSベースモニタと同じログディレクトリ内のファイルにログメッセージを記録します。このディレクトリは、RELIANT_LOG_PATH環境変数で定義されています。これらのコンポーネントが出力するメッセージは大きく2つに分類できます。
リソースディテクタからのメッセージ
その他のメッセージ
ディテクタのログ機能は"F.6 ディテクタログの出力の管理"で説明されています。以下の記述はその他のメッセージについての説明です。
構成ツールで提供される実行時コンポーネントは、アプリケーションレベルのすべてのログを記録します。通常のユーザ向けのメッセージに加え、さまざまなレベルのデバッグメッセージも生成します。ユーザ向けメッセージおよびデバッグメッセージはRELIANT_LOG_PATHの以下のファイルに出力されます。
switchlog - RMS Wizard Toolsで提供される標準のサブアプリケーションは、障害やOffline遷移関連のディテクタレポートをswitchlogファイルに記録します。
<application_name>.log - アプリケーション固有のログファイルには、そのアプリケーションに関連するすべてのメッセージが記録されます。アプリケーションが実行するすべてのスクリプトの出力もログファイルに書き込まれます。ファイルは、アプリケーションに対するOffline処理またはOnline処理が開始された時点で作成されます。
hvdet_<xxx>.g<n>log - ディテクタが監視するリソース関連の情報 (すべての状態変化など) がすべて記録されるディテクタログファイルです。
アプリケーションの問題をデバッグするときは、switchlogファイル、アプリケーション固有のログファイル、および対応するディテクタログファイルの内容をすべて調べる必要があります。