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PRIMECLUSTER  RMS 導入運用手引書 4.7

F.1 概要

Cluster Adminの以下のいずれかで、エラー状況または状態変更を検出した場合、RMSトラブルシューティングを開始します。

クラスタテーブルには要約情報が入っています。エラーの状態を調査するには、このテーブルから始めると便利です。詳細情報については、RMSツリーまたはグラフを参照します。switchlogやアプリケーションログの調査は、ログビューア機能を使用してログファイルを表示することができます。

ログビューアには、以下の基準に基づく検索機能があります。

キーワードと日付範囲フィールドを使用して、エラーの原因を検索します。緊急な問題、警告、および重大な状態を重要度に基づいて検索することができます。問題を未然に防ぐトラブルシューティングを行う場合、重要度コード (error、warning、notice、info) に基づいて検索することができます。

注意

  • 定期的にログビューアを使用し、重要度レベルに基づいてログファイルを調べることによって、重大な問題が発生するのを回避することを推奨します。問題の原因を診断できない場合は、クラスタ内の複数のノードからログビューアを調べてください。

  • 対処法については、"F.9 RMSトラブルシューティング"を参照してください。

以下の手順に従ってエラーを解決します。

  1. Cluster Admin GUIを使用します。

  2. 必要な場合は、ログファイルを表示します。

  3. ログレベルを変更して詳細情報を取得します。

  4. GUIでエラーを解決できない場合は、コマンドラインインタフェースを使用します。標準のUNIXコマンドを使用します。

  5. 問題が続く場合は、RMS以外の問題かどうかを確認し、適切なマニュアルを参照します。

  6. オペレーティングシステム、ハードウェア、ネットワークエラーのようなシステム関連の問題を調べます。

  7. 自分で問題を解決できない場合は、当社技術員 (SE) に連絡してください。