事前準備が完了したら、RMSウィザードメニューを使用してRMS構成設定を開始します。クラスタのノード上で現在稼動している既存のRMS Wizard Toolsを呼び出して、RMSが停止しているときにウィザードを使用して変更したり、新しいRMS構成を設定することもできます。RMSウィザードを起動するコマンドは以下のとおりです。
hvw
前回配布されて有効になったRMS構成を使用して、RMS Wizard Toolsを実行します。このRMS構成は、RELIANT_PATH/etc/CONFIG.rmsに格納されています。 このファイルが存在しない場合や初めてhvwを起動する場合、RMSはデフォルトの構成定義ファイルconfigを作成します。
hvw -n configname
既存のRMS構成を編集するか、指定した名前で新しいRMS構成を作成します。 RMS構成は、RELIANT_PATH/build/configname.us 起動ファイルに格納されます。
本章のサンプル構成では、STANDBYターンキーウィザードを使用して、myconfigというRMS構成を新規に設定する方法を示しています。 このサンプルRMS構成は、次のようにして呼び出します。
hvw -n myconfig
hvwコマンドの詳細については"PRIMECLUSTER 活用ガイド<コマンドリファレンス編>"を参照してください。