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PRIMECLUSTER  RMS 導入運用手引書 4.7

3.1.1 RMSウィザードのタイプ

RMSウィザードは大きく2つに分類されます。

3.1.1.1 ターンキーウィザード

ターンキーウィザードは、クラスタアプリケーションをトップダウン形式で一括で設定するためのウィザードです。 このウィザードを使用することによって、クラスタアプリケーションを設定する管理者は、クラスタアプリケーションに関連付けられている基本リソースの活性化や非活性化の優先順位を気にする必要がなくなります。

ターンキーウィザードの多くは、特定の種類のアプリケーション専用に設計されています。

ターンキーウィザードには、SCALABLE ターンキーウィザードおよび STANDBY ターンキーウィザード、ORACLE ウィザードなどがあります。ターンキーウィザードは、すべて大文字で表記します。

3.1.1.2 リソースウィザード

リソースウィザード (サブアプリケーションウィザードと呼ぶ場合もあります) はファイルシステムやIPアドレスなど、上位アプリケーションが動作するために必要な資源に対する設定を行います。 これらはターンキーウィザードから起動されます。以下に、主要なリソースウィザードを示します。