“3.1.1 強制停止用ユーザの作成”で作成したユーザのクライアント証明書の有効期限は3年のため、定期的にクライアント証明書の更新が必要です。証明書を更新せずに3年経過した場合、シャットダウン機構が動作しなくなります。
注意
FJcloud ポータルから新しいクライアント証明書を発行したタイミングで、以前のPRIMECLUTER 用クライアント証明書ファイルと秘密鍵ファイルは無効となりますので、作業のタイミングには十分注意してください。
全ノードで以下のコマンドを実行し、シャットダウン機構を停止します。
# sdtool -e
FJcloud ポータルで、強制停止用ユーザの新しいクライアント証明書を発行し、ダウンロードします。
このタイミングで、以前のPRIMECLUSTER 用クライアント証明書ファイルと秘密鍵ファイルは無効となります。
参照
FJcloudポータルの詳細については、FUJITSU Hybrid IT Service FJcloudの公式ドキュメントを参照してください。
“3.7.1.2.1 強制停止用ユーザのクライアント証明書の配置”を参照し、新しいクライアント証明書からPRIMECLUSTER 用クライアント証明書ファイルと秘密鍵ファイルを再作成します。
再作成するPRIMECLUSTER 用クライアント証明書ファイルと秘密鍵ファイルは、以前と同じディレクトリに同じファイル名で作成します。
全ノードで以下のコマンドを実行し、シャットダウン機構を起動します。
# sdtool -b
全ノードで以下のコマンドを実行し、シャットダウン機構が正常に動作していることを確認します。
# sdtool -s