FJcloudポータルで、クラスタシステムを構成する仮想サーバの強制停止をするためのユーザを以下のような設定値で作成してください。
シングルノードクラスタの場合は、不要です。
FJcloud-O環境でユーザを作成済みの場合、ユーザを作成せずにそのユーザを使用することができます。
項目名 | 設定値 |
---|---|
ユーザ名 | 任意のユーザ名 |
ロール | 開発者 |
その後、FJcloudポータルのIaaS管理で、仮想サーバを作成するプロジェクトに作成したユーザを追加し、以下のロールを付与してください。
項目名 | 設定値 |
---|---|
ロール | 運用者ロール |
ユーザの認証方式は、「パスワード認証」または「証明書+パスワード認証」が利用可能です。
FJcloudポータルで、利用する認証方式を設定してください。
「証明書+パスワード認証」を利用する場合は、FJcloudポータルで、ユーザのクライアント証明書を発行し、ダウンロードしてください。
すでにクライアント証明書をダウンロード済みの場合、実施不要です。
注意
ユーザのパスワードの有効期限は90日のため、定期的にパスワード変更が必要です。パスワードの変更手順は、“6.1 定期的なパスワード変更”を参照してください。
ユーザのクライアント証明書の有効期限は3年のため、定期的にクライアント証明書の更新が必要です。クライアント証明書の更新手順は、“6.2 証明書ファイルの更新”を参照してください。
FJcloud-O は連続してユーザ認証に失敗した場合、そのユーザはロックアウトされます。ロックアウトされている間、シャットダウン機構が正常に動作できず、業務停止することがあります。強制停止用ユーザは、専用ユーザに作成することを推奨します。ロックアウトされた場合、ロックされてから30分経過後に正しいパスワードを入れるか、パスワード再発行を行い、ロック解除してください。
参照
FJcloudポータルの詳細については、FUJITSU Hybrid IT Service FJcloudの公式ドキュメントを参照してください。