サンプルプログラムの概要について以下に説明します。
(1) 静的インタフェース
静的起動・静的スケルトンインタフェースを使用するサンプルプログラムとその種類を以下に示します。
項  | 種類  | 概要  | 備考  | 
|---|---|---|---|
1  | any  | any型(構造体)のデータを受け渡します。  | 
  | 
2  | any2  | any型(long、string、sequence)のデータを受け渡します。  | C/Java  | 
3  | array  | array型のデータを受け渡します。  | 
  | 
4  | attribute  | attributeとしてlong、stringのデータを受け渡します。  | 
  | 
5  | context  | context型のデータを受け渡します。  | 
  | 
6  | exception  | ユーザ定義型の例外を受け渡します。  | C/C++/Java  | 
7  | sequence  | sequence型(long)のデータを受け渡します。  | 
  | 
8  | sequence2  | sequence型(octet)のデータを受け渡します。  | C/C++/Java  | 
9  | string  | string型のデータを受け渡します。  | 
  | 
10  | struct  | long型とstring型を要素として持つ構造体型のデータを受け渡します。  | 
  | 
11  | union  | 共用体型のデータを受け渡します。  | 
  | 
12  | 
  | 基本データ型のデータを受け渡します。  | COBOL  | 
項  | 種類  | 概要  | 備考  | 
|---|---|---|---|
1  | c  | ゼロ除算を行い、例外を発生させます。  | 
  | 
2  | c++  | ゼロ除算を行い、例外を発生させます。  | 
  | 
3  | COBOL  | ゼロ除算を行い、例外を発生させます。  | 
  | 
4  | java  | ゼロ除算を行い、例外を発生させます。  | 
  | 
(2) 動的起動インタフェース
動的起動インタフェースを使用するサンプルプログラムとその種類を以下に示します。
項  | 種類  | 概要  | 備考  | 
|---|---|---|---|
1  | dyn1  | long型のデータを受け渡します。  | 
  | 
2  | dyn2  | long型とchar型を要素として持つ構造体型のデータを受け渡します。  | 
  | 
3  | dyn3  | 共用体型のデータを受け渡します。  | 
  | 
4  | dii_long  | long型のデータを受け渡します。  | C++  | 
5  | dii_string  | string型のデータを受け渡します。  | C++  | 
6  | dii_struct  | 構造体型のデータを受け渡します。  | C++  | 
7  | dii_sequence  | sequence型のデータを受け渡します。  | C++  | 
項  | 種類  | 概要  | 備考  | 
|---|---|---|---|
1  | c_dii  | 四則演算を行い、その結果を表示します。  | 
  | 
2  | c++_dii  | 四則演算を行い、その結果を表示します。  | 
  | 
(3) ネーミングサービス
ネーミングサービスを使用するサンプルプログラムとその種類を以下に示します。
項  | 種類  | 概要  | 備考  | 
|---|---|---|---|
1  | list  | ネーミングサービスのlistメソッドを実行します。  | 
  | 
2  | bind  | ネーミングサービスのbindメソッドを実行します。  | 
  | 
3  | resolve  | ネーミングサービスのresolve メソッドを実行します。  | 
  | 
4  | destroy  | ネーミングサービスのunbind/destroyメソッドを実行します。  | 
  | 
(4) インタフェースリポジトリ
インタフェースリポジトリを使用するサンプルプログラムとその種類を以下に示します。
項  | 種類  | 概要  | 備考  | 
|---|---|---|---|
1  | csample1  | OperationDefオブジェクト情報を獲得します。  | 
  | 
2  | csample2  | StructDef,AliasDefオブジェクト情報を獲得します。  | 
  | 
(5) POAインタフェース
POAインタフェースを使用するサンプルプログラムとその種類を以下に示します。
項  | 種類  | 概要  | 備考  | 
|---|---|---|---|
1  | DefaultServant  | デフォルトインスタンスを使用します。  | 
  | 
2  | Factory-1  | Factoryオブジェクトを使用してクライアントごとに異なるServantオブジェクトを使用する方式です。Factory内でオブジェクトリファレンスおよびインスタンスを作成します。  | 
  | 
3  | Factory-2  | Factoryオブジェクトを使用してクライアントごとに異なるServantオブジェクトを使用する方式です。Factory内でオブジェクトリファレンスを作成し、リクエスト受信時にServantObject内でインスタンスを作成します。  | 
  | 
4  | ServantLocator  | ユーザが作成するServantManagerオブジェクトにインスタンス管理を任せる方式です。  | 
  | 
5  | AdapterActivator-1  | 必要なときにPOAオブジェクトを作成します。複数のPOAオブジェクトを実装するアプリケーションに適しています。find_POAメソッドが呼ばれたときにAdapterActivatorが動作します。  | 
  | 
6  | AdapterActivator-2  | 最初のリクエスト受信時にPOAオブジェクトを作成します。複数のPOAオブジェクトを実装するアプリケーションに適しています。最初のリクエスト受信時に動作します。  | 
  | 
(6) プロセスバインド
プロセスバインドを使用するサンプルプログラムとその種類を以下に示します。
項  | 種類  | 概要  | 備考  | 
|---|---|---|---|
1  | ssn_sample  | プロセスバインドを行います。  | 
  | 
2  | ssn_sample2  | プロセスバインドを行い、セションタイムアウトが発生します。  | 
  | 
(7) 各種API
各種APIを使用するサンプルプログラムとその種類を以下に示します。
項  | 種類  | 概要  | 備考  | 
|---|---|---|---|
1  | net_disconnect  | 通信資源の解放を行います。  | 
  | 
2  | set_client_request_timer  | サーバメソッド待機時間を設定します。  | 
  | 
3  | string_to_object  | ファイルによりオブジェクトリファレンスを配布します。  | 
  | 
(8) Portable-ORB
Portable-ORBのサンプルプログラムとその種類を以下に示します。
静的起動インタフェースの“各種データ型”を参照してください。
“(5) POAインタフェース”を参照してください。
項  | 種類  | 概要  | 備考  | 
|---|---|---|---|
1  | java  | ゼロ除算を行い、例外を発生させます。  | 
  | 
“(7) 各種API”を参照してください。
(9) その他
上記以外のサンプルプログラムを以下に示します。
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項  | 種類  | 概要  | 備考  | 
|---|---|---|---|
1  | simple  | 加算とその結果を返します。  | スレッドモード用/プロセスモード用  | 
2  | simple_cpp  | クライアントから入力された値の累積値を返します。  | スレッドモード用/プロセスモード用  | 
3  | java  | 加算とその結果を返します。  | スレッドモード用  | 
4  | simple_so  | 加算とその結果を返します。  | soライブラリ化  | 
5  | simple_cpp_so  | クライアントから入力された値の累積値を返します。  | soライブラリ化  |