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Interstage Application Server V13.1.0 使用上の注意
FUJITSU Software

2.10 イベントサービスの注意事項


Interstage再初期化時の注意事項

esmkchnlコマンドによりイベントチャネルを生成した後、Interstageの初期化を行う場合は、初期化を行う前に、esrmchnlコマンドによりイベントチャネルを削除してください。また、イベントチャネルを削除せずにInterstageの初期化を行う場合は、初期化後に、初期化前に作成していたイベントチャネルを削除してください。


イベントサービスのアプリケーションの注意事項

アプリケーションの作成に関する注意事項
アプリケーションの運用に関する注意事項

SSL通信の注意事項

イベントサービスでSSL通信を行う場合は、事前にCORBAサービスのSSL環境を設定する必要があります。


ユニット(保存先)作成時の注意事項

不揮発チャネル運用時のユニット(保存先)を作成する際、各制御ファイルの格納ディレクトリには、ファイルシステムがNTFSまたはReFSであるドライブを指定する必要があります。

不揮発チャネル運用時のユニット(保存先)を作成する際に、トランザクション用ファイルを格納するディレクトリとしてローデバイスを指定する場合は、パーティションのサイズが2ギガバイト以内のローデバイスをあらかじめ作成しておく必要があります。

各制御ファイルの格納ディレクトリとしてXFSファイルシステム上のディレクトリを指定する場合は、XFSファイルシステムの書込みバリアをデフォルト値(有効)から変更しないでください。書込みバリアを無効にすると、電源断などの場合に、データを保証できません。


ユニット作成時にユニット定義ファイルで指定したディレクトリ(trandir、sysdir、userdir)配下の資源は、更新しないでください。
更新した場合、以下の現象が発生する可能性があります。

上記の現象が発生した場合は、イベントチャネルを再作成してください。


ユニットの作成については、「リファレンスマニュアル(コマンド編)」の「esmkunit」を参照してください。


不揮発チャネルのアプリケーションの注意事項

システムダウンなどによりコネクションが強制切断された場合、不揮発チャネルのアプリケーションを再起動する必要があります。不揮発チャネルのアプリケーションを再起動せずに処理を継続した場合は、システム例外COMM_FAILURE、マイナーコード0x464a0109(不当なデータを受信しました。)が返ることがあります。


複数IP運用時の注意事項

イベントサービスで複数IPアドレスに対応する運用を行う際に、以下のどちらかでホスト名が設定されている場合は、複数IPアドレスを使用できないため、指定しないでください。指定した場合、イベントチャネルの起動に失敗します。

また、ポート番号には、CORBAサービスのポート番号として指定されている以下のどちらかを指定してください。

なお、イベントサービスのホスト名、ポート番号の指定方法については、以下のマニュアルを参照してください。

COBOLアプリケーションに関連する注意事項

ノーティフィケーションサービスでは、Mixedモデルのコンシューマのオブジェクトは登録できません。