プレソート機能は、登録されたソートキーによるソート処理をShunsakuシステム起動時に実施し、そのソート結果をdirectorのメモリ上にインデックスとして展開しておくことで、登録されたソートキーに対して高速にソート結果を返却する機能です。
ただし、プレソート機能ではインデックス用にメモリ量を必要とするため、システムの資源量見積り時に付加算出する必要があります。
ソート機能とプレソート機能のメリット、デメリットおよび適用業務を以下に示します。
機能名 | メリット | デメリット | 適用業務 |
---|---|---|---|
プレソート機能 | 検索結果件数に関わらず定型のソート処理を含む検索処理時間は早い。 |
| 特定項目の高速ソートが必要な検索処理。 |
ソート機能 |
| 検索結果件数によって、ソートがある検索処理の処理時間が変わる。 | ソート条件を特定できない検索処理。 (バッチ検索向け) |
プレソート機能は、director用動作環境ファイルおよびプレソート定義ファイルで設定します。
参照
director用動作環境ファイルの設定方法は“A.3 director用動作環境ファイルの実行パラメタ”を参照してください。
プレソート定義ファイルの設定方法は“A.3 director用動作環境ファイルの実行パラメタ”を参照してください。